成果報酬型広告とアフィリエイトの違いとは

2019/07/12

成果報酬型広告とアフィリエイトの違いとは

最近は「成果報酬型」を売りにしている広告代理店も少しずつ増えてきました。普通の広告と何が違うのか、一般的に成果報酬といえばアフィリエイトだがそれとは何が違うのか、疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、じわじわ定着しつつあ成果報酬型広告について、普通の広告やアフィリエイトとの比較をしながら解説していきます。

言葉の意味としてはほとんど同じ

いきなりですがまあそうなります。大きなくくりで言うと兄弟です。

広告の運用を誰かに任せる。その運用費を固定で支払うか、成果に応じて報酬として支払かの違いです。つまり、成果報酬型広告とアフィリエイト広告は、「成果に応じて報酬が支払われる」という点で共通しています。ここらへんがしばしば混同される所以です。

したがってこの記事では、

・企業がASPに登録してアフィリエイト広告を掲載する場合
・広告代理店に成果報酬型広告を代行してもらう場合

というように、広告の掲載方法によって区別を行い、その特徴や違いを解説していきます。通常の広告との違いについても折にふれて説明します。

また記事の最後に成果報酬型とそうでないパターンのインフルエンサーマーケティングの仕組みについても解説しておりますので、併せてご覧ください。

企業がASPに登録してアフィリエイト広告を掲載する場合

まずはアフィリエイト広告について解説していきましょう。

商品やサービスを売りたい企業が、「ASP(アフィリエイト広告を管理しているサービス)」に登録してアフィリエイト広告を掲載する、簡単にいうとそういうことになります。

ASPに自社の広告が登録されると、それをASPのプラットフォームで確認した「アフィリエイター(ASPに登録しているブロガーなど)」が、自身で運用するブログなどのメディアにその広告を掲載する、という形で運用が始まります。

アフィリエイターは、売り手の側に属しておらず、いわば公平な立場から率直な評価を行うことによって、閲覧者に対して影響力を持ちます。広告は信用していないが、近い立場の同じ消費者の評価や口コミに対してなら心を動かすという人は少なくありません。影響力の大きいアフィリエイターを自社の広告塔として活用できれば、それだけ大きな成果が期待できるわけです。

アフィリエイトの最大の特徴は、成果に応じて広告費=報酬が支払われるということです。通常のWeb広告であれば、たとえば月間の広告費が20万円だった場合、その20%(ここでは4万円)を運用費として代理店に支払うのが一般的です。それがアフィリエイトの場合、1件の成果(商品の購入やサービスの予約)が発生した時点で、その成果に対して固定の報酬金が支払われます。売れた分だけ広告費を払えばいいので、売り手側も少ないリスクで広告を展開できるわけです。

アフィリエイターは、普通の広告ではできないような、他社の商品を同列にならべて比較して優劣を決めるなどのような、ユーザーにとって利便性の高い様々な手法によってユーザーの行動を誘発します。それだけで生計を立てているプロのアフィリエイターも多く、企業としてそれを行うところもあります。

商品を売りたい側は、ASPに広告掲載のための素材(バナーやキャッチコピーなど)を提出し、報酬金額や成果地点、条件などを細かく設定する必要があります。LP(ランディングページ。広告から遷移する商品紹介専用のウェブページ)も用意しなければならず、それらの質も非常に重要です。ASPへの登録そのものを広告代理店に依頼することもできますし、ASP自体がそれらを代行する場合もあります。

成果の難易度に対して報酬が少なければアフィリエイターに取り上げてもらえませんし、だからといって報酬が高すぎると費用対効果が悪くなります。そのあたりのさじ加減についてはASP側でしっかりとサポートしてもらえます。

成果に対して報酬が支払われ、それをASPとアフィリエイターが分配して受け取ります。一点注意が必要なのは、アフィリエイトはたしかに成果報酬型の広告ですが、ASPに登録する場合月額で固定費が必要です。成果が出ていないからお金は一切かからない、というわけではありません。それにしても、素材や登録料は別にして、いわゆる広告費を払わずに広告を展開できますので、初期費用をおさえたい場合などにはとても有効と言えるでしょう

広告代理店に成果報酬型広告を代行してもらう場合

続いて、成果報酬型広告運用を広告代理店に任せる場合を見ていきましょう。

広告代理店の成果報酬型広告サービスは、「配信している広告経由で売上などのコンバージョンが発生した場合、その成果に対して代理店に報酬が支払われるというものです。報酬金額は両者の事前の協議によって決められます。

一般のアフィリエイターにブログなどでの広告配信を託すのと違い、こちらはれっきとしたWeb広告のプロが運用を行いますので、アフィリエイトに比べて早く、かつ大きな成果を期待できます。配信面も、リスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告、自社メディアを駆使したバナーやネイティブ広告など幅広く、それだけターゲット層に対してピンポイントでの訴求が可能になります。

成果報酬型広告が通常の広告と違うのは、成果が出なければ報酬が発生しない点です。それにより、通常の広告で支払う月々の固定費を支払う必要がなく、純粋に広告費のみ支払えば良いことになります。先ほどの例で言えば、20万円の広告費のうち4万円を手数料として代理店に支払う必要がなく、20万円まるまる実際の広告費として使うことができるわけです。

20万円では差がわかりづらいですが、月間の広告費が200万円の場合は40万円、2,000万円の場合は400万円も節約=広告費を上乗せできます。そう考えると、広告の規模が大きいほど、成果報酬型広告は売り手側にとってメリットがあると言えます。

また、多くの広告代理店がおざなりな運用で固定費を取っているのに比べ、成果報酬型広告の場合、代理店側も全力で成果を目指しますので、両者がwinwinの関係になる確率が高くなります。自社で広告を回すリスクやリソースを鑑みた場合、解決策として大きな可能性をはらんでいると言えるでしょう。

代理店によってはバナーやLP、キャッチコピーなど、クリエイティブについてもワンストップで提供できるところがあり、広告についてはその一切を成果報酬型の代理店に託し、自社のリソースを本来の業務に傾注できるというのも大きなメリットと言えるでしょう。

参考:成果報酬型広告のメリット・デメリットとは

成果報酬型とそうじゃないインフルエンサーマーケティングのパターン

最後に、成果報酬型広告とそうではないパターンのインフルエンサーマーケティングについて解説します。

インフルエンサーマーケティングの仕組みには、次の2つのパターンがあります。

①フォロワー数×単価の形式で、事前に企業がインフルエンサーへ費用を支払うパターン
②インフルエンサーが成約を得た数に応じて、事後に、企業が報酬を支払う成果報酬型のパターン

2つの仕組みで最も大きな違いは、報酬を支払うタイミングが成約の前か後かという事です。

それぞれの特徴を説明します。

まず前者では、フォロワー数に対して報酬が支払われますので、それだけ初期費用がかかりますが、多くのフォロワーを持つ知名度の高いインフルエンサーに宣伝をしてもらえる可能性が高くなりますので、扱う商品などによっては大きな成果が期待できます。当然デメリットとしては、商品とインフルエンサーの選定がマッチしておらず、配信に対して十分な反応を得られず、初期費用の回収が難しくなるリスクがあるということです。

一方成果報酬型のインフルエンサーマーケティングでは、発生した成果に対してのみ費用が発生しますので、初期費用はおさえることができますが、逆にインフルエンサーにとっては売れなければ徒労に終わるリスクがあり、フォロワー数の多い人気のあるインフルエンサーを集めるのがむずかしくなります。

フォロワー数に応じて報酬を支払うインフルエンサーマーケティングの場合、成果をすでに受け取っているインフルエンサーの熱量がさほど上がらないとう問題もあります。成果報酬型広告の場合と同じく、成果報酬型のインフルエンサーマーケティングの場合、成果に対してインフルエンサーの熱意も上がるため、平たく言えば「自分のことのように一生懸命売ってくれる」という好循環が生まれやすくなります。

どちらのパターンを選択するか、それは商材によっても変わってくるため、誰にどのように売りたいか、それをしっかりと見定める必要があります。

SNSの代表格であるツイッターの活用については下記の記事を参照して下さい。
↪︎ツイッターのビジネス活用を成功に導くヒント 継続はツィからなり!

まとめ

今回は、成果報酬型広告とアフィリエイト広告の違いとそれぞれのメリットについて解説してきました。

リスクを減らしたかったり、あるいは広告費が大きい場合など、成果報酬型の広告運用が通常の広告より売り手側のメリットになりやすいことがご理解いただけたかと思います。いずれにしろ、広告のことは広告のプロに任せて、そこに余計なリソースをさがず、信頼できる業者にアウトソーシングするのが賢明な選択であることは言うまでもありません。

貴社のビジネスのさらなる発展を祈りつつ。

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この記事を書いた人 Sackle編集部

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