新しいPR広告の形「ペソモデル」とは何か

2019/09/26

新しいPR広告の形「ペソモデル」とは何か

スマホやタブレットの普及により、従来の広告以外にも、インターネット上のSNSやサイトなど、PRする場所が増えてきました。今回は新しいPR広告の形として注目されている「ペソモデル」についてご紹介します。

ペソモデル(PESOモデル)とは

ペソモデルはPESOモデルであり、PESOは下記の4つのメディアの頭文字を取った略称です。

1.Paid
2.Earned
3.Shared
4.Owned

それぞれのメディアについて見てみましょう。

1.Paid:従来型広告メディア



Paidは従来のテレビや新聞、ラジオや雑誌だけでなく、GoogleやFacebookといった企業やブランド側が広告費を支払って広告するメディアです。

幅広い属性や年齢層にリーチしやすく、ユーザーの情報に基づいた広告を出せることもあり、広告効果が非常に強いと言えます。その反面、有料広告である分、費用という負担もあり、費用対効果が出ないとマイナスになる可能性も否めません。

2.Earned:口コミや評価されるメディア



Earnedはアマゾンや食べログ、価格ドットコムなど、ユーザーからの口コミや評価ができるメディアを指します。Paidと比べると無料ではありますが、情報の制御をすることが難しく、実際の商品やサービスの質の良し悪しに関わらず、口コミや評価の内容によって売上への影響が出てしまうという一面があります。

3.Shared:シェアや共有などSNSのメディア



SharedはTwitterやFacebookなど、シェアや共有、RTの機能があるSNSメディアを指します。

前述のEarnedの口コミや評価がSNSで共有されることにより、さらに売上に影響する可能性が高くなり、ある意味、無料で認知度が向上する効果が期待できます。

また、ポジティブな意味での共有は良いですが、ネガティブな情報も共有されてしまうこともあり、やはり情報の制御ができないという一面があります。

4.Owned:企業やブランドのメディア



Ownedはオウンドメディアであり、企業やブランドの自社で情報発信が可能なメディアを指します。企業やブランドの自社ドメインやサイト、ホームページで自由に情報を発信することが可能であり、運営するための人員は必要ですが、情報の制御がしやすいメディアです。

オウンドメディアから発信した情報が、SNSによってポジティブな形で共有されることで売上に影響する形となります。その反面、発信した情報によってはネガティブな形で共有されることもあり、情報の制御がしやすいからこそ注意しなければならないのも事実です。

ペソモデルにおけるメリットやデメリット

ペソモデルは口コミや評価、共有のされかたによって売上やブランドイメージに変化があります。ペソモデルにおける具体的なメリットやデメリットについても把握しておきましょう。

ペソモデルにおけるメリット



ペソモデルにおけるメリットは、それぞれのメディアがポジティブに連動することと言えます。従来型の広告が成功し、ユーザーが商品を購入、またはサービスを利用したとします。

ユーザーからポジティブな反応が生まれれば、良い口コミや評価となりSNSでも拡散されやすくなるでしょう。口コミや評価、SNSの共有による拡散によって、さらに商品の購入やサービスを利用するユーザーが増えれば、加速度的に売上増に繋がります。

ペソモデルにおけるデメリット



ペソモデルにおけるデメリットは、一つのメディアでもネガティブな形になってしまうことで、マイナスになってしまうことです。

例えば、従来型広告によって上手くユーザーが増えなければ、その先のメディアでの口コミや評価は増えず、共有や拡散もされにくくなります。口コミや評価が何らかの形で捏造されたように見えてしまったり、オウンドメディアからの公式発表をネガティブに受け止められてしまうことで、SNSによる共有もマイナスイメージの増加に繋がることになってしまうからです。

まとめ

ペソモデルは従来型の広告に加えて、口コミや評価、SNSの共有や自社広告媒介などを総合的にマーケティングできるメディアとして捉えることです。

ユーザーの直接的な声が届きやすい今だからこそ、一つのメディアに拘ることなく、バランスを考えながらマーケティングする必要があります。

また、無理に情報を制御しようとすると、ユーザーから懐疑的な目で見られることもあるので、ネガティブな情報に対して即時対応する体制を整えておくことも重要です。

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この記事を書いた人 Sackle編集部

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