Google AdWords 顧客のニーズに寄り添うキーワードの選び方

2018/06/18

Google AdWords 顧客のニーズに寄り添うキーワードの選び方

AdWordsの設計はキーワード選びから始まる

Google AdWordsのキーワード選びで大切なのは、自社サービスの見込み顧客がどのような気持ちで検索画面に向かっているか、その状態に思いを馳せ、正しく見極めることです。どこにいるどういう人が、何に困り、何を必要としているのか。

見込み顧客のイメージは、自社のサービスを見つめ直すことから生まれます。どこにいる、どういう人の悩みを解決し、問題を解決できるのか。その姿がぼんやり見えてくるまで、徹底的に考えましょう。

答えを探している人がいて、それを提供できる人がいる。検索エンジンを介して両者を結び付けるのがAdWordsの考える「キーワード」です。キーワードの設定が、AdWordsの設計の最初のステップになります。適当に決めてしまうとあとで苦労してますので、熟慮して決めるようにしましょう。

キーワード設定の手順

3Cを意識する


キーワードを決める際のフレームワークとして使われるのが「3C」です。

1.Customer     顧客のニーズ
2.Competitor     競合他社
3.Company        自社の強み

先ほどのイメージングに「競合他社」を加えたものです。

競合他社を解りやすく言うと、自社と顧客の間に割って入る恋敵です。自社と顧客のことまでは考えるが、恋敵の想定は忘れられがちです。見たくないものを見えなくする特殊能力が人間には備わっているからです。しかし広告は、言ってしまえば他社との場所の取り合い、顧客の取り合いですから、その視点が抜けてしまうと、ひとりよがりの成果の出にくい広告になってしまいます。

キーワードの選定に際しては、常にこの3Cを意識するようにしましょう。

キーワードの洗い出しと分類


3Cをイメージできたら、自社サービスの見込み顧客が検索窓に入力しそうな言葉を、片っ端から書き出していきましょう。思いがけない発見があるかもしれませんので、この段階では質にはこだわらず、とにかく数を出すことを心掛けてください。

ある程度キーワードを書き出したら、それをテーマごとに分類していきます。たとえば弊社は「パソコンお助け隊」というパソコン修理店を仙台市で展開しておりますが、これについて広告を出す場合、書き出したキーワードの分類には以下のような方法が考えられます。

 



 

テーマの作り方はサービスのジャンルや広告の目的によって異なりますので、ご自身で工夫してみてください。軸となるメインワードと、それに掛け合わせる言葉でまとめておくと、その後の組み合わせがスムーズに行えると思います。

分類することで頭が整理され、考えがまとまりやすくなります。これだというキーワードをさらに思いつくこともありますし、運用後の管理も非常に楽になります。

キーワードの取捨選択


認知度の向上やデータ収集が目的の場合をのぞき、AdWordsの運用においては効率が優先されることが多く、キーワードの絞り込みが必要になります。

書き出したキーワードの中から、自社サービスと関連の低いもの、自社の強みに結び付けにくいものを削っていきます。逆に、購買意欲の高いユーザーが使用しそうなワードは残すようにしましょう。

キーワードの組み合わせ


ある程度絞れてきたら、広告の目的を改めて確認したうえで、キーワードの選考と組み合わせに入ります。

例えば、予算が十分にあり、コンバージョンの獲得が最優先であるなら、小細工は捨て、堂々とビッグワードに狙いを定めて、あまり分散させない方が得策です。クライアントの意向等ですぐに結果を出したい場合は、キーワードを多めに登録してデータを集め、PDCAを高速で回して最大化最適化をめざします。一方で、予算に限りがあり、効率的な運用を心掛けたい時は、競合の強いところは避け、キーワードの組み合わせを工夫して恋敵の少ない相手を選ぶようにしましょう。

キーワード選びに使うツールはさまざまなものがありますが、キーワードのボリューム・競合調査についてはAdWordsの「キーワードプランナー」、掛け合わせのアドバイスがほしければ「goodkeyword」、それに、書き出したキーワードを自動的に組み合わせてくれる「karabiner」を活用できれば十分です。

除外キーワードについて

通常のキーワードが、その語句を使って検索を行ったユーザーに広告を表示する、機能であるのとは反対に、「除外キーワード」は、その語句を使って検索を行ったユーザーには広告を表示しない、ようにするための設定です。目的は、コンバージョンにつながらない無駄なクリックを減らすことです。

上のパソコンお助け隊の例でいえば、「パソコン修理 仙台」でキーワードを設定していると、パソコン修理の経験があり、仙台で職を探している人が、「パソコン修理 仙台 採用」とか「パソコン修理 仙台 就職」などの語句で検索した場合に広告が表示され、やったぜ!とばかりにクリックされてしまう可能性があります。ご縁があって採用ということになればありがたい話ですが、クリックごとに料金が発生してしまうので、お互いのためになるべくこうした行き違いは避けたいところです。

この場合「採用」「就職」を除外キーワードをして登録すると、そちらを目的に検索を行っているユーザーを除外できるという仕組みです。

最後に・・・

AdWordsでは、キーワードごとに入札単価を設定できます。このことからも、キーワードがAdWords広告の基本単位であることがわかります。

見込み顧客が検索を行うさまざまな場面を想定し、適切なタイミングで手を差し伸べることができれば、その手が握り返される確率は高くなります。顧客のニーズを見つめ、自社のサービスを見つめ、ついでに恋敵のこともしっかり分析して、最適なキーワードを探り当ててください。

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