webディレクターの仕事はなくなるのか?生き残り戦略について解説

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AIの活用が進むことで、将来的に多くの職業がなくなると言われています。そして、AI開発を行うIT業界でも、AI活用が進むことで仕事が減ると言われているのです。webディレクターもIT職種の一種なので、仕事がなくなると言われることがあります。では、webディレクターは本当になくなるのでしょうか。

webディレクターとは

webディレクターとは、web制作現場でディレクション業務を行う職種です。ディレクションとは、各メンバーのマネジメントや、コンテンツ制作をゴールに向かって導くことなどです。webディレクター自身が直接手を動かしてweb制作を行うことは少ないのですが、webディレクターが適切に動くことで、web制作に携わる各メンバーが制作に集中でき、最終的に狙い通りのwebコンテンツを制作できます。

webディレクターは直接web制作を行うわけではないので外部からは仕事内容がわかりにくいのですが、重要な役割を担っています。制作側の業務内容を把握していることも求められます。そのためwebディレクターは制作側の業務を経験した後に付く場合が多い職種です。

webディレクターの仕事は本当になくなるのか

webディレクターの仕事がなくなると言われる理由は、ITの仕事は自動化しやすいことや、webディレクターは直接制作を行っているわけではないことなどが理由です。そのため、本当にwebディレクターの仕事がなくなるのかどうか判断するためには、AIによってなくなる仕事の特徴や、webディレクターがいなくてもweb制作が成立するのかどうかを把握する必要があります。

AIによってなくなる仕事の特徴


AIによってなくなる仕事の特徴は、単純であることです。AIはシステムの中では高機能ですが、人間の脳のように複雑な思考ができるわけではありません。言い換えれば、あらかじめプログラミングされた通りにしか動きません。

人間の脳はまだ解明されていないブラックボックスの領域が多いです。たとえば何か情報を

インプットしたとき、それに対してどのように思考を行い、最終的にアウトプットしているのかは解明されていないということです。脳内でいろいろな情報にアクセスして感情も含めて思考しているので、AIで真似することは困難でしょう。

しかし、単純な思考であればAIでも再現可能です。計算能力などは当然人間よりもAIの方が圧倒的に上なので、単純処理では人間に勝ち目はないでしょう。その結果、単純作業はAI化されやすいということです。

また単純と言っても思考の角度が単純というだけで、計算自体は高度な場合もあります。ここでの単純作業とは、作業難易度が低いという意味ではなく思考の角度が単一的という意味合いになります。

IT業界では、プログラミングなどがAI化されやすい仕事の代表例です。webディレクターの仕事は単純化しにくいので、AI化はしにくい職種です。AIが制作メンバーの状況を把握して指示を出したり、成果物やユーザーニーズを考えながら調整していくことは困難です。

そのため、AI化の観点からはwebディレクターの仕事は当面なくならないと言えるでしょう。

Web制作にWebディレクターは不要なのか


Web制作で直接的に手を動かして制作している職種には、webプログラマーやwebデザイナーが挙げられます。これらの職種は直接プログラムを書いたり、デザインを制作したりします。

制作メンバーが手を動かせばwebアプリケーションやwebサイトはできるので、webディレクターは不要という意見もあります。ディレクション自体は必要でも、webディレクターではなく制作メンバーがディレクションも担当できるのではないかという意見もあるでしょう。

実際、webディレクターという役職がないweb制作現場もあります。ただし上で説明した通りwebディレクターの仕事がAI化されるわけではないので、制作職種と比べるとwebディレクターは技術の変化による影響を受けにくいです。

webディレクターが不要なweb制作プロジェクトがあるのは事実ですが、今も今後も状況は同じなので、webディレクターがなくなるということにはならないでしょう。

web制作の必要人員が減る可能性は高い

webディレクターという職種単体で見れば、なくなる可能性は低いということでした。しかし、webディレクターを含めてweb制作の必要人員自体が減る可能性はあります。なぜなら、web制作の一部はAI化が進んでいくからです。

制作の一部がAI化されるということは、その部分の人員は不要になるということです。不要になった人は市場から撤退するだけでなく、より需要のある職種に転身していく場合もあるでしょう。

たとえば、webプログラマーからwebディレクターに転身する人が増える可能性もあるということです。webプログラマーがwebディレクターのスキルを身に付けると、スキルの幅が広がります。

自分自身でプログラミングができるので、AIを使いこなしてAIでソースコードを生成するスキルも身に付きやすいです。つまり、webディレクターの仕事はなくならないものの、webディレクションしかできない人材は淘汰される可能性が高いということです。

web制作の人員が減って一人の人が担当できる業務の幅が広がるので、結果的に幅広い業務に対応できる人が生き残りやすいと考えられます。制作が自動化されればwebディレクターは生き残ってwebプログラマーなどはなくなるという見方もできるのですが、そう単純ではない可能性が高いです。

webプログラマーがwebプログラミングをAI化することによって時間に余裕が生まれ、webディレクションスキルを身に付けて幅広い業務を担当できるようになる、といったこともあるでしょう。

また逆に、webディレクターがAIを使いこなし、今までwebプログラマーが対応していてプログラミングもAIで行う、といったこともあるはずです。

webディレクターはなくならないがスキルの幅を広げる必要がある

webディレクターはAI化されにくく、またweb制作現場で必要な職種なので今後もなくなる可能性は低いということでした。しかしweb制作全般がAI化されていく可能性は高く、その影響はwebディレクターも受けます。

具体的には、AIによって作業を自動化したwebプログラマーがディレクションの領域まで業務範囲を拡大したり、もともとwebディレクションしか担当していなかったwebディレクターがAIで効率化してプログラミングも行ったりといったことです。

このようにwebディレクターを取り巻く環境がAIなどによって変化する可能性は高いので、webディレクターも進化する必要があります。webディレクター自体はなくなりませんが、従来のwebディレクターはなくなると言っても過言ではないでしょう。

ディレクションしかできない人は淘汰される可能性が高いため、AI化の波に乗ることや、AIを使いこなすために制作側のスキルも積極的に身に付けていくことなどはwebディレクターにとって必要と考えられます。
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