フリーランスエンジニアの単価相場は? 単価交渉の方法や注意点を解説

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フリーランスエンジニアはいくらの単価で働いているのでしょうか。一般的にフリーランスエンジニアの単価は高いと言われていますが実際はどうなのか、ここでは、気になるフリーランスエンジニアの単価相場や、単価を上げるための方法、単価交渉の注意点などを解説していきます。

フリーランスエンジニアの単価相場

フリーランスエンジニアの単価相場、平均年収はいくらなのでしょうか。

フリーランス白書2019の約200名を対象にしたアンケートによると、IT・エンジニア系職種で年収400〜600万未満の割合が22.2%と一番多く、次いで200〜400万未満が21.2%です。年収1,000万を超えるフリーランスエンジニアは10.6%で全体の約1割に留まります。
















































年収 割合
200万未満 14.6%
200〜400万未満 21.2%
400〜600万未満 22.2%
600〜800万未満 18.7%
800〜1000万未満 11.6%
1000〜1200万未満 5.1%
1200〜1500万未満 1.0%
1500〜2000万未満 3.0%
2000万以上 1.5%
無回答 1.0%


インターネット上では「フリーランスエンジニアで月単価100万円を目指そう!」「月単価100万円の案件紹介」などの情報が多くありますが、月単価100万=上記アンケートの1200〜1500万未満(1.0%)のレンジを目指すことになります。1.0%という割合からも、高単価の難しさが伺えます。

ただし、上記年収データは2019年のもので、2018年のものと比較しただけでも100万円程度上がっています。現在の平均年収は不明であるため、あくまで参考として捉えておくとよいでしょう。

残念ながら、フリーランス白書2021(※2)では、コロナ禍により年収が減ったと回答する方が全体の55%に上るなど、順調に年収が上がっているとは言えない状況のようです。



(引用:フリーランス白書2021

フリーランスエンジニアの単価の決め方

そもそも単価はどのように決めるものなのか確認しておきましょう。

一般的には下記のような方法で決定します。

相場から決める


前項の相場なども参考に、時間単価を計算してみると良いでしょう。ただし、前項の相場はエンジニアでも様々な職種が含まれているため、より詳しい相場を確認する必要があります。PMやSEの場合は高単価が見込めますし、プログラマーの場合、言語によっても単価の相場は異なります。

会社員時代の月収や年収から決める


例えば会社員時代50万円の月給だった場合、フリーランスでもとりあえず50万にしておけばよいというような安直な判断をすると失敗してしまいます。気をつけなければいけないことは、フリーランスは会社員と違い保険などがありません。交通費や通信費、機材、保険、年金、OSやサービスのライセンス費用、営業にかかる費用など、必要な経費を考慮しておく必要があります。

一般的には年収の1.5〜2倍の売上が安全とされているため、先の例の会社員時代の月収が50万円だった場合、月単価は75万円以上に設定します。また、会社員時代のボーナスなどを考慮すると年収から算出する方が良いでしょう。

その他


フリーランス白書2021では、受注経路として下記のような結果が出ています。

1位 知人や人脈

2位 過去・現在の取引先

3位 自分自身の広告宣伝活動

4位 エージェントサービスの利用

知人などから発注を受けた場合、最初から単価を高くしにくいなどの状況があるかもしれません。

一旦単価が決まるとそのままになる事が多く、お友達価格でスタートすると後々後悔する可能性もあるため、ある程度強気に提示し、調整を行う方が良いでしょう。

それが難しい場合、例えば、最初はお試し価格としても、次の更新では通常単価で更新するという確約を最初に取り付けておくなどで対処する方法もあります。

フリーランスエンジニアの単価を上げる方法

交渉材料を用意する


なんとなく案件をこなしていると発注側の印象にも残りません。そのため、プラスに働く交渉材料をエビデンスとして残しておきましょう。例えば、案件で期日前に高品質で納品した、開発途中に作業の自動化などを行い業務改善を行った、プロジェクトにとって効率化が図れるような提案や技術を提供したなどです。

期待値を上回る成果を残す


発注された内容を指示通りに行うことは最低限必要なことですが、言われた通りやるだけでは評価も上がらないため常に期待値を上回るような努力をしましょう。相手が必要としていることを察知し、アクションしたり提案したりなど「使える」と思われる存在になることが重要です。

スキルアップする


フリーランスエンジニアは会社員のように社内勉強会や研修に行く受動的な機会がないため、主体的に学習の機会を設けなければスキルアップが難しい環境になります。守備範囲を広げたり、得意分野を更に深めたりなどスキルアップを図り実績やスキルシートを提示できればひとつの交渉材料になり、また、受注できる仕事の範囲も多くなるというメリットがあります。

単価交渉を行う際の注意点

単価交渉をできる限りスムーズに行うには以下2点に注意する必要があります。

【注意点1】タイミングを図る


単価交渉の際、一番気をつけなければいけない注意点がタイミングです。

例えば、会社としてもう予算が確定していて使い切るタイミングに単価交渉をしても通りにくいなどがあります。単価交渉を行うタイミングとしては下記を考慮すると良いでしょう。

単価交渉のタイミング

・1.契約更新を行う時

・2.新しい仕事を発注された時

・3.仕事量、仕事の範囲が増えた時

・4.先方が来年度に向けて予算取りをしている時期

【注意点2】信頼関係を大事にする


ぶしつけに単価交渉を切り出しても信頼関係を失うだけで終わってしまう可能性もあります。

きちんと仕事をこなし、信頼関係を築いた上で単価交渉を行うことで交渉が成功する確率も上げることができるでしょう。

まとめ

本記事ではフリーランスの単価について、単価相場や単価の上げ方、交渉の際の注意点を解説してきました。自身のスキルセットの整理を行い、スキルに合った相場の情報を得た上であるべき単価を再設定してみることをおすすめします。自身のスキルをより高めながら発注側が満足する成果を出し、スムーズに単価交渉を成功させましょう。
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サックルマガジン編集部

デジタルクリエイティブの最新情報を発信する情報マガジン「サックルMAGAZINE」の編集部です。運営会社サックルは「ニーズがあるクリエイター集団でい続ける」を掲げ、創業13年目を迎えました。デジタル領域のプロとして、メディアを通じて多くのビジネスマンに有益な情報を発信しています。

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