フリーランスエンジニアになるまでにやっておくべきことや身に付けるべきスキルを解説

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「フリーランスエンジニアになりたいけど、どうしたらなれる?」
「必要なスキルは? どうって案件を獲得するの?」
など、会社員からフリーランスへの転向を検討する際、このような疑問を感じているエンジニアも多いことでしょう。
フリーランスは、案件を自分で選ぶことができることから、働く時間や場所に制約がなく、自由度の高い働き方です。
また、エンジニアはリモートワークとの親和性も高いので、興味関心を持っている人も大勢います。
この記事では、フリーランスエンジニアを目指す人に向け、なるまでにやっておくべきことや、身につけておくべきスキルについて解説していきます。
案件獲得方法も紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

フリーランスエンジニアになるには

フリーランスエンジニアになるためには、特別な資格はいりません。
何をもってフリーランスエンジニアを名乗るかは人それぞれですが、一般的には企業に雇用されずにエンジニア業で生計を立てられる人のことを指します。
つまり、自身のスキルを提供して報酬を得る働き方なので、エンジニアとしてまったく未経験の状態からフリーランスになるのは難しいといえるでしょう。
もちろん実務が未経験でもプログラミング経験があれば案件を獲得できることもあります。
しかし、エンジニアは専門性の高い職種であることから、スキルや実績が評価されます。クライアントから見ても、実務経験がない人よりある人に仕事を任せたいと考えるのは当然です。未経験でも得られる案件は限られていることは理解しておきましょう。
これらのことから、フリーランスエンジニアになるためには、まずはある程度の実務経験を積まなければならないということになります。

フリーランスエンジニアになるまでにやっておくべき4つのこと

働く場所や時間、参画する案件を自分で選べるなど、自由度が高く魅力的なフリーランスエンジニアという仕事ですが、目指すためにはどのような準備をしたら良いのでしょうか。
ここでは、フリーランスエンジニアになるまでにやっておくべきことを4つ紹介していきます。

会社員で3〜5年の実務経験を積む


効率よくプログラミングスキルを学ぶためにプログラミングスクールに通う方法もありますが、スキルは身に付いても企業で働く際の立ち振る舞いや、業務の流れを経験することはできません。
フリーランスエンジニアでもリモート案件が増えてきていますが、クライアント企業に常駐する案件の方が圧倒的に多いのが現状なので、会社員エンジニアとしての経験がないと苦戦することも多いでしょう。
また、フリーランスエンジニアの案件では、実務経験が3~5年求められることが多いので、自身が将来的に扱っていきたいプログラミング言語での経験を会社員として積んでおくこともポイントです。

フリーランスエンジニア向け案件の市場調査


エンジニアとして実務経験を積んだからといって、フリーランスとして活躍できるとは限りません。
フリーランスエンジニアの一番の課題は、案件を獲得し続けることにあります。
案件を獲得できなければ、せっかくの技術や経験を活かせないことはもちろん、そもそも収入を得ることができないので生活が成り立ちません。
案件を獲得するためには、自身のスキルや経験が市場とマッチしている必要があります。
スキルの市場調査は、フリーランスエンジニア向けの公開案件で募集要項から確認するすることができるので、フリーランスエンジニアに転向する前に必ず確認するようにしましょう。

副業で経験を積む


会社員エンジニアからいきなりフリーランスエンジニアに転向するのではなく、副業案件で経験を積むこともポイントです。
副業であっても、案件の獲得や条件交渉、要件の確認や納期の調整などを経験することができるのはもちろん、企業に所属しないで報酬を得るという感覚を養うことができます。
このように副業からスタートし、十分にフリーランスとしてやっていけることに確信を持てるようになってから、本格的に転向すると良いでしょう。

独立手続きについて学んでおく


会社員の場合、税金や各種保険手続きを所属企業が代わりに行ってくれますが、フリーランスはすべて自分で行わなければなりません。
そのため、フリーランスエンジニアに転向する前に開業届や青色申告控除申請、国民健康保険や国民年金への加入のタイミングなどについて学んでおく必要があります。
これにより、フリーランスに転向してからもエンジニアの仕事に集中することができます。

フリーランスエンジニアになるまでに身に付けたいスキルとは

フリーランスエンジニアへの転向を考えている人の多くが「どのようなスキルを身に付けるべきか」に関心を持っていることでしょう。
ここでは、フリーランスエンジニアになるために、それまでに身に付けておきたいスキルを紹介していきます。

将来性や需要の高いプログラミングスキル


もっとも重要なのが、将来性や需要の高いプログラミングスキルの習得です。
先細りすることが見えている言語では将来的に案件獲得できなくなり、需要がなければそもそもフリーランスエンジニアとして活動することができないからです。
「将来性や需要が高い言語って?」と疑問に感じるかもしれませんが、開発エンジニアであればJavaのような多くの企業で使用されている汎用性の高い言語を習得しておくと良いでしょう。
それに合わせて、文法の似ているC++を習得するといった、扱える言語の幅を広げていくことで、自ずと獲得できる案件の選択肢も広く持つことができます。
継続的に安定して案件を獲得するためには非常に重要ですので、市場調査を行い、自身のスキルと照らし合わせて確認をしておきましょう。

コミュニケーション能力


エンジニア経験がある人はご存知と思いますが、エンジニアの仕事はPCに向かって黙々とコードを書くだけではなく、チームをはじめ周囲とのコミュニケーションを積極的に取る必要があります。
フリーランスエンジニアの場合、案件参画期間はあらかじめ決まっており、短期間のものが多いです。
そのため、コミュニケーション能力は必須で、すぐに現場に馴染めるような順応力も求められます。
リモート案件に参画する場合、オンラインでのコミュニケーションスキルも必要なので、主要ツールの使用方法や、画面上で自身がどのように映っているのか確認しておくようにしましょう。

自己管理能力


フリーランスエンジニアとして長く活動するためには、自己管理能力も非常に重要です。
会社員の場合、作成されたスケジュールに則って作業を進めていくので、ある程度は周囲に任せることができます。
しかし、フリーランスは案件の獲得からその後のスケジュールまで、すべて自分で管理することになるので注意が必要です。
また、働いた分だけ収入に反映されるので、つい働き過ぎてしまう人も少なくありません。
無理のない範囲で働けるよう、計画性や自己管理の意識を持つようにしましょう。

効率よくフリーランスエンジニア案件を獲得するならエージェントを利用

フリーランスは働かなければ収入を得ることができないため、継続的に案件獲得できることが非常に重要なポイントです。
また、フリーランスエンジニア向けの案件は成果物を納品する納品型や、期間限定でプロジェクトに参画するなど短期間であることが多いです。
そのため、案件探しを頻繁に行わなければならないので、エンジニア業務以外の負担も大きくなります。
こうした負担を少しでも軽減したい人にはエージェントの利用がおすすめです。希望する案件をキャリアアドバイザーが紹介してくれるので効率よく案件獲得ができます。
また、キャリア相談や税金・保険サポートといった福利厚生を提供しているものもあるので、不安定さを懸念している人にもおすすめです。
フリーランスエンジニアに転向しようとしている人は、いくつか登録しておくことで紹介案件が増えるので、積極的に活用すると良いでしょう。

まとめ

エンジニアは、スキルや実務経験が評価される職種であり、フリーランスエンジニア案件の多くはプロジェクトで使用されている言語やツールの使用経験が求められます。会社員として3~5年の経験を積んでから転向を検討するようにしましょう。
また、その際には長くフリーランスエンジニアとして活躍するために、市場での需要を確認し、将来性が高いスキルや実績を積むことも重要です。
フリーランスエンジニアの公開案件から需要の高い案件を市場調査するとともに、自身のスキルを確認しましょう。
安定した生活を送るためには継続的に案件獲得することがポイントであり、エージェントを利用すると案件獲得のための営業活動の負担が大幅に軽減されるので、積極的に活用していきましょう。
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サックルマガジン編集部

デジタルクリエイティブの最新情報を発信する情報マガジン「サックルMAGAZINE」の編集部です。運営会社サックルは「ニーズがあるクリエイター集団でい続ける」を掲げ、創業13年目を迎えました。デジタル領域のプロとして、メディアを通じて多くのビジネスマンに有益な情報を発信しています。

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