プラットフォームビジネス一覧 大まかな種別や分類とそれぞれの特徴について

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ビジネスを展開する上でプラットフォームの構築・活用には大きなメリットがあります。

新しいアイデアや仕組みが認知されれば、新しい収入源の確保やビジネスの大幅な拡大も夢ではありません。

この記事では、代表的なプラットフォームの一覧とそれぞれの特徴、新しいプラットフォームビジネスの成功例、プラットフォームビジネスの収益モデルについて解説します。

代表的なプラットフォーム一覧とそれぞれの特徴

まずは各種プラットフォーム系ビジネスの大まかな種別や分類と、代表的なプラットフォームを一覧にざっくりと表にまとめてみました。
















































種別・分類 代表的なプラットフォーム
検索エンジン系 Google・Yahoo!・Bing
SNS系 Twitter・Facebook・Instagram
EC構築・運営系 楽天市場・アマゾン・STORES・BASE
コミュニケーション系 LINE・Skype・Chatwork・Zoom
スマートフォンアプリ系 GooglePlay・Applestore
シェアリング系 Uber・Airbnb
静止画・動画・音楽・メディア系 Pixiv・Youtube・ニコニコ動画・Spotify・AWA
クラウド・インフラ系 Box・Dropbox・AWS・Android
クラウドソーシング系 クラウドワークス・ランサーズ・ココナラ
キャッシュレス・ペイメント系 GooglePay・PayPay・Paypal


 

上記のほとんどがブラウザやアプリ、あるいは双方での利用が可能です。パソコン、スマートフォン、タブレットなど、デバイスもマルチに対応しています。いつでもどこでも気軽に利用でき、ユーザーにとっての利便性を備えています。

プラットフォームのタイプ別に、もう少し詳しく見ていきましょう。

検索エンジン系


検索エンジン系のプラットフォームは広告収入などで収益を生み出すビジネスモデルです。ほとんどは無料で検索できる仕組みであり、ユーザーがお金を支払うようなことはほとんどありません。

GoogleやYahoo!は検索エンジンとしてだけでなく、GmailやYahoo!メールのようなコミュニケーションツールを備えています。その他にもアカウントひとつでGoogleワークスペース、Googleドライブ、Googleフォト、Googleチャット、GooglePlayやGooglePayなど、さまざまなツールを利用できる統合的なプラットフォームと言えます。

SNS系


SNS系のプラットフォームも基本的には無料で利用可能であり、広告収入などで成り立っています。ユーザーがコンテンツを作成してくれるのが強みであり、自然とコンテンツが増えていくのが特徴です。また、SNSによっては課金することで、自身の投稿を広告としてターゲット層にリーチさせることもできるため、近年はSNSマーケティングとしての活用も盛んに行われています。

EC構築・運営系


ECの構築や運営を行うためのプラットフォームでは、ユーザーは店舗およびショップの作成と運営が可能です。無料で構築できるものもあれば、手数料等で一定額支払う必要があるものなどさまざまな料金形態があります。Amazonや楽天市場などは、個人でECを作成した場合より集客力があり、それだけプラットフォーム内での競争も激しくなります。企業や組織だけでなく、個人での出店が可能なプラットフォームもあり、使い方次第で効率よくオンラインでの利益や収益を得られるのが強みと言えます。

コミュニケーション系


コミュニケーション系のプラットフォームは、基本機能は無料で使え、オプションや関連するサービスで課金するようなタイプが多いです。もともと便利なものをもっと便利に使いたい、または何らかの特別なコンテンツを楽しみたい場合に課金する形とも言えます。特にLINEのように通話もメッセージも可能でインフラと言えるほど普及しているアプリの場合、ユーザーの多くが日常的に利用するため、アプリ内に課金要素を散りばめることで、大きな収益構造を確保できます。

スマートフォンアプリ系


スマートフォンアプリストア系のプラットフォームは、AppleやGoogleが審査を行うことで安全性を確保し、素性の定かではない怪しいアプリを排除できる仕組みです。基本的にはアプリ単位で課金や有料のものもありますが、大抵のアプリは無料で利用できるものばかりです。アプリ自体は開発者が登録してくれるため、増え続ける仕組みとも言えます。

シェアリング系


シェアリング系のプラットフォームは、使用していない自分の車をその期間だけ使ってもらったり、所持する空き家を貸し出したりするものがあげられます。手数料収入が主な収益源であり、借りたい人と貸したい人を結ぶマッチング系のサービスに近い形です。

ただし、日本ではUberは法的に浸透しておらず、Airbnbはそこそこ利用者が増えている程度であり、大手のカーシェアリングのようなサービスの方が普及しているような状況でもあります。

静止画・動画・音楽・メディア系


メディア系、クリエイティブ系のプラットフォームは、直接的にクリエイターに課金ができるもの、そこから手数料を取るもの、広告収入などさまざまです。SNSと同様にユーザーがコンテンツを増やしてくれるのが強みと言えます。ただし、著作権などの問題も発生しやすいため、法的なトラブルにも対応できるように留意しておく必要があります。

クラウド・インフラ系


クラウド・インフラ系のプラットフォームは、オンラインストレージやサーバーなど、データ量や通信料などに応じて課金するタイプと言えます。無料で試用できる範囲や期間もありますが、本格的に使い始める場合は課金が必須で、有料と考えて良いでしょう。サーバーの維持やセキュリティ関連の知識が必須であり、個人情報や機密情報の漏洩にも注意すべきと言えます。

クラウドソーシング系


クラウドソーシング系のプラットフォームは働いて欲しい人と働きたい人をつなげるタイプのプラットフォームであり、主に手数料で収益を上げるタイプと言えます。昨今ではフリーランスおよび個人事業主として、または副業でクラウドソーシングサービスを利用する人も増えているため、マッチングの仕組みや支払い・課金の仕組みを押さえて、かつセキュリティ性が確保できるのであれば、作りやすいサービス、アプリでもあります。

キャッシュレス・ペイメント系


キャッシュレス・ペイメント系はクレジットカードも含めてお金に関するプラットフォームです。手数料が主な収益源であり、実店舗やショップ側が負担するのが一般的です。一時期、PAYを冠するサービスが爆発的に増えて、その後、有料化などに伴って今は落ち着いていると言えます。簡単に作成できるアプリ・サービスとは言い難いですが、手数料を収益源とした何らかのモデルのひとつとして理解しておいても良いでしょう。

新しいプラットフォームビジネスの成功例

上表で紹介したプラットフォームは、今や押しも押されぬ巨大サービスですが、プラットフォームビジネスの良いところは、アイデア次第でまだまだいくらでも新しいビジネスモデルを開拓できる点です。

上表とは別に、比較的新しいプラットフォームの成功例をご紹介します。

TikTok


TikTokは、短い動画コンテンツを作成・共有・視聴するためのSNSプラットフォームです。特に若年層を中心に急速に人気を集め、世界中で数億人以上のアクティブユーザーを抱えています。TikTokは、クリエイターが独自の短い動画を作成し、広範な視聴者と共有する場を提供しています。

Shopify


Shopifyは、オンラインストアを作成・管理するためのプラットフォームです。個人や小規模ビジネスによる利用が盛んで、Shopifyを使用して独自のウェブストアを構築し、商品の販売や決済処理、在庫管理などを行うことができます。Shopifyは、eコマースの成長に寄与し、数百万のビジネスが成功を収めています。

Patreon


Patreonは、クリエイターやアーティストが収益を得るためのメンバーシッププラットフォームです。ファンや支援者は、Patreonを通じてクリエイターをサポートし、独占的なコンテンツや特典を受け取ることができます。Patreonは、クリエイターが創造的な活動に専念できる環境を提供し、収益の多様化と持続可能な収入源の創出を支援しています。

プラットフォームビジネスの収益モデル

プラットフォームビジネスには、いくつかの代表的なビジネスモデルが存在します。

手数料モデル


手数料モデルは、プラットフォーム上での取引や取引の成立に対して手数料を徴収する方法です。プラットフォームは、供給者と消費者の間の取引を仲介し、その取引金額や取引量に基づいて手数料を収益として得ることができます。ECタイプやシェアリングタイプなど、多くのプラットフォームがこのモデルを採用しています。

サブスクリプションモデル


サブスクリプションモデルでは、利用者は定期的な支払い(月額または年額)を行い、プラットフォームの特典やサービスにアクセスすることができます。このモデルは、メディアストリーミングサービスやクラウドストレージプラットフォームなどで見られます。

広告モデル


広告モデルでは、プラットフォーム上で広告スペースを提供し、広告主から広告料金を受け取ることで収益を得ます。プラットフォームの利用者に対してターゲティング広告やディスプレイ広告が表示される場合があります。SNS型のプラットフォームや無料アプリケーションがこのモデルを利用しています。

フリーミアムモデル


フリーミアムモデルでは、基本的なサービスや機能を無料で提供し、追加のプレミアム機能やコンテンツに対して有料を要求します。無料ユーザーの広範な利用を通じてユーザーベースを構築し、一部のユーザーからの収益を得ることができます。一部のクラウドサービスやアプリケーションがこのモデルを採用しています。

データマネタイゼーション


データマネタイゼーションは、プラットフォームがユーザーデータを収集・分析し、そのデータを企業や広告主と共有または販売することで収益を得るモデルです。データを活用したターゲティング広告やマーケティングサービスなどが収益源となります。

これからプラットフォームビジネスの成長が期待される業界やジャンル

プラットフォームビジネスは、デジタル技術の進化と消費者行動の変化に伴い、さまざまな業界で成長が期待されています。以下にいくつかのプラットフォームビジネスの成長が期待される業界やジャンルを解説します。

ヘルスケア・テレメディシン


ヘルスケア業界では、テレメディシンプラットフォームが成長しています。患者と医師をオンラインで結びつけ、診断や処方箋の提供、健康相談を行うサービスが広まっています。特にリモート診療や遠隔モニタリングの需要が高まっており、テレヘルスプラットフォームが注目されています。

エネルギー・スマートグリッド


エネルギー業界では、スマートグリッドプラットフォームが成長の可能性があります。スマートメーターやセンサーを使用して電力の収集と分析を行い、エネルギー効率の向上や電力の最適配分を支援するプラットフォームが求められています。

農業・農村技術


農業業界では、農村技術やデジタル農業プラットフォームが成長しています。センサーやデータ分析を活用して農作物の管理と監視を行い、効率的な農業プラクティスを実現するプラットフォームが登場しています。

環境・持続可能性


環境保護や持続可能性の分野でもプラットフォームビジネスが拡大しています。リサイクル、廃棄物管理、再生可能エネルギーなどの分野で、資源の最適利用や環境への配慮を促進するプラットフォームが注目されています。

モビリティ・スマートシティ


モビリティ分野では、カーシェアリング、バイクシェアリング、電動スクーターシェアリングなどのプラットフォームが拡大しています。スマートシティのコンセプトに基づいて、持続可能な交通手段や移動サービスを提供するプラットフォームが期待されています。

金融・フィンテック


金融業界でも、プラットフォームビジネスが成長しています。オンライン支払い、デジタルウォレット、投資プラットフォーム、クラウドファンディングなどのプラットフォームが金融サービスの革新を促進しています。

まとめ:必要とされるサービスや仕組み、機能が普及・浸透しやすいということ

今回はプラットフォームビジネスの大まかな種別や分類や代表的なプラットフォームの一覧とそれぞれの特徴についてお話しました。
プラットフォームビジネスはアイデアや工夫次第で、必要とされるサービスや仕組み、機能を生み出すことができれば、利益や収入源を確保しやすくなります。もちろん、簡単なことではありませんが、今までの事業活動を継続しつつ、開発に着手することで、安定的に利益を得られる導線を増やすことが可能であり、将来的な安心につながります。
企業や組織として主軸となるような事業に発展・成長する可能性もありますので、新しいサービスやアプリの開発にも取り組んでみてください。
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サックルマガジン編集部

デジタルクリエイティブの最新情報を発信する情報マガジン「サックルMAGAZINE」の編集部です。運営会社サックルは「ニーズがあるクリエイター集団でい続ける」を掲げ、創業16年目を迎えました。デジタル領域のプロとして、メディアを通じて多くのビジネスマンに有益な情報を発信しています。

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