これからの時代に必要な動画SEOとは?

マーケティング SEO

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動画SEOを実施するメリットとは?

動画コンテンツを活用してますか?

YouTubeという動画配信サービスが始まって、約10年が経とうとしています。最初の動画投稿はわずか15秒程度の動画と言われています。なぜ?動画の話をしているのかと言うと、これから動画コンテンツは、ビジネスにおいて大きな影響力を持つと考えています。
その背景には、5G(次世代移動通信)回線によって、私たちの生活そのものが変わると言われています。それは、今以上により早く、より多くの情報に触れると言うことになります。つまり、動画コンテンツがビジネスにおいても、少なからず影響力をもたらすと思います。

一方で、現在、動画コンテンツをYouTubeなどにアップロードしても、そのままで膨大な数の動画に埋もれてしまい見てくれる人はほとんどいないと思います。
ここでは、これから多くの人に閲覧してもらい、動画を検索エンジンの結果に上位表示させる為のポイントやテクニックをご紹介します。

SEO対策って何?という方は、まず、こちらから参照してみて下さい。
↪︎初めて行うSEO対策の注意点

動画はSEOで有利なのか?

今、様々なSEO対策の手法や議論がなされる中、近年注目されているのが「動画SEO」です。この動画SEOとは、VSEO(Video Search Engine Opyimization )とも呼ばれており動画の検索順位を上位表示させるための手法のことです。
では、動画SEOを活用してWebサイトなどにある埋め込み動画にすればSEO効果があるのか?という議論があります。これに関しては、他のサイトでも言われておりますが、アメリカのリサーチ会社である「Forrester Research」がこの件について調査を行ったところ、動画が組み込まれたページは動画が組み込まれていないページよりも検索結果の1ページ目に表示されやすいという結果が出たという報告も2010年にあります。さらに、約53倍もの確率でそうなりやすいという報告もされています。
この調査報告からすると、動画のSEOは有効ということになります。

しかし、Googleは「動画コンテンツを掲載してもそれだけでは検索順位は絶対に上がらない」という旨を言及していることもあります。
つまりは、動画コンテンツが直接WebサイトなどのSEOに影響は与えないということになります。これは、動画コンテンツによって発生した他の要因によるものだと考えます。

また、SEO対策をする上で確認しておきたい、Googleの評価指標はこちらで解説しています。
↪︎SEO対策の本質はGoogleを知る事

動画コンテンツが与える「間接的要因」とは

現在のGooglebotが行うクロール(巡回)は静止画の画像認識は用いていますが、動画に関する認識技術は備わっていないようです。
したがって、Googleは動画コンテンツがWebサイトに有るか無いか、だけでは検索順位を決めていません。しかし、動画コンテンツをWebサイトに掲載することで順位上昇があったという事例のあることから考えても、決してマイナスに働くことは無いと思います。したがって、動画コンテンツによるSEO対策はあくまでも「間接的要因」として捉えましょう。ではどういった間接的要因が影響をもたらしているのでしょう?
おそらくですが、動画というコンテンツがあることにより、多くのテキストが記載されているWebサイトよりも離脱される数は、少なくなるという想像はつきます。したがって、サイトの滞在時間や直帰率などの要素が指標軸としてSEOに対していい働きをしているのであろうと想定しています。

今はYouTubeが効果的

認知や集客として動画コンテンツを利用したい思っている場合、ほとんどの場合、現状ではYoutube内に一度アップ(公開)し、その動画リンクなどをコンテンツ内に表示しているかと思います。(推奨)
また、Youtubeはgoogleグループ会社の一つですから、相関性も非常に高いと予想されるため、動画自体を上げていれば、Google やYoutubeから認識することができると思います。

動画SEO「VSEO」とは?


ここ数年、動画SEOが注目されています。この動画SEOとは、VSEO(Video Search Engin Optimization)とも呼ばれ検索結果において、検索キーワードと関連する動画がより掲載されやすくするために行う手段のことを指します。
【期待できる効果】
・Youtube等の動画サイト内の自然検索枠にキーワードと関連する動画が掲載されやすくなる。
・Googleのユニバーサル検索枠に、キーワードと関連する動画が掲載されやすくなる。

動画SEOの考え方とは?


今のGoogle検索エンジンは、画像の判定はできるようになりましたが、動画の内容まで判定できるレベルには至っていません。従いまして、動画SEOは通常のSEO対策とは異なり、周辺情報を整えることで動画の上位表示を狙います。

Google(Youtube)が評価する動画とは?
Youtubeの対象のチャンネルの新規認知、流入数の拡大を目指す場合、動画SEO(VSEO)の観点を駆使して全体設計を考える必要があります。まずは、動画コンテンツが視聴されるきっかけを理解する必要があります。Youtubeのアップ動画への流入経路は大きく6つあります。
・Youtube検索
・Youtube関連動画
・Youtube急上昇(人気チャンネル)
・Youtubeトップページ
・Google検索
・SNSやWebリンク

VSEOの設計を反映することができれば、上記の流入経路に対して露出が期待できます。では、VSEOで何を実施していけば露出が高まるのか、それは、WebにおけるSEOの軸となる考え方は同じです。つまり、Googleから良い動画であり、チャンネルが評価される必要があり、ユーザーの検索意図や役に立つ動画やためになる動画である必要があるということです。

では、そのGoogleから良い動画・チャンネルとして評価されるためには、動画の質は勿論ですが、周辺情報などをチューニングしていく必要があります。

■Youtube内でVSEOとして実施すべきポイントを下記に記載いたします。
その一部で重要な「抑えるべき項目」をいつくか説明いたします。上記でも解説していますが、Googleはまだ、映像の中身を理解できません、従いまして、基本的にはテキストやカテゴリ、タグやリンクといった事がメインとなります。この辺は、WebサイトのSEO対策と軸は同じです。

【タイトル】
タイトルは、一番大事なパートであり、最も影響力があります。これはWebと変わりません。テキスト情報となりますので、何の動画なのか?内容と合致したキーワードを使ったタイトルをつけるようにします。なるべくタイトルの前方にキーワードを配置し簡潔に、そしてユーザーがクリックしたくなるようなタイトル付けを考えましょう。タイトルの長さも重要なポイントで、長すぎるタイトルは後半部分が見切れてしまいます。これは、SEO対策と変わりません。32文字以内が最適とされています。

【動画説明文】
動画管理画面における「概要欄」にあたる部分になります。この概要欄には一般的に、動画の説明文が書かれますが、必要に応じて関連サイトや自分が公開している他の動画のタイトルとURlのリンクなどを貼る方が多いです。ここにできる限るターゲットや動画のキーワードあるいは、関連性のある共起語などを入れてながら文章を構築していきましょう。注意として、不正にキーワードを羅列などするとGoogleの評価がマイナスになりますので、やりすぎには注意が必要になります。

【タグ】
タグとは、動画に貼る事ができる関連キーワードを示します。複数貼る事ができ、ユーザーがタグのキーワードを検索した時に、そのタグが貼られている動画が検索で引っかかるようになります。動画の内容に関連するキーワードを設定するようにしましょう。

【サムネイル】
サムネイルは、「次の動画」など動画の一覧に表示されたときに見える静止画のことです。動画の内容をひと目で判断できるので、ユーザーはその動画を見るか見ないか、サムネイルで判断することができます。それだけに興味を惹かれるキャッチコピーや見た目にする必要があり、非常に需要な要素の一つです。書籍などで言うところの表紙に当たります。見やすく大きな文字などで動画の魅力を伝えればクリック率も上がります。

【被リンク・SNSとの連動】
Youtubeにおいての動画SEO(VSEO)は、どの程度の評価指標を締めるかはわかりませんが、「Youtube外の支持率」も重要な施策の一つであるとされています。SNSなどのシェア数などがどのぐらい評価されるかは不明ですが、アンカーテキストによる被リンクはとても重要な要素の一つであるには間違いないとされています。SNSのシェアを増やすためには、動画の最後や概要欄などに拡散などを喚起を促します。

【投稿頻度】
定期的に投稿することはとても重要で、動画の投稿頻度が低いと認知も広がらずチャンネル登録を解除する要因にもなってしまいます。本来は、毎日投稿するのが理想ですが、現実的に厳しいと思います。定期的に投稿する事が大事です。週に1回と最初に決めたら必ず投稿し継続するようにしましょう。

【チャンネル概要】
チェンネルの概要ページは、動画コンテンツに興味を持ったユーザーに対してチャンネル登録を促すこともできるため、重要な要素の一つです。
・チェンネルの説明
・自己紹介
・チャンネルの概要
・お問い合わせ先の記載
・webサイトへのリンク
・SNSアカウントへのリンク

まとめ

Googleは、動画の有無によって検索順位の評価を決めてはいません。
あくまでユーザーが求める情報と合致したときに、上位表示されるということがGoogleの基本的な考え方です。
動画SEO(VSEO)は従来のSEO対策と比べると、発展途上であり、動画SEOを行なっている企業はまだ少なくチャンスのある分野です。サイトには動画も積極的に埋め込み、ユーザーが求めるコンテンツを提供できるように心がけると良いと思います。
ぜひ、この機会に検討してみてはいかがでしょうか?
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サックルマガジン編集部

デジタルクリエイティブの最新情報を発信する情報マガジン「サックルMAGAZINE」の編集部です。運営会社サックルは「ニーズがあるクリエイター集団でい続ける」を掲げ、創業13年目を迎えました。デジタル領域のプロとして、メディアを通じて多くのビジネスマンに有益な情報を発信しています。

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