初めて行うSEO対策の注意点

2018/06/07

初めて行うSEO対策の注意点

抑えるべきSEO対策のポイント

検索エンジンからの集客を増やすための施策「SEO(検索エンジン最適化)」。しかし、突然SEOの担当者に任命されたら、まず何から取り組むべきなのでしょうか。今回はSEOの考え方と施策の流れについて説明したいと思います。
参考書籍:Webマーケティングの最新常識

検索エンジンを知ろう!

以前の記事で「SEO対策の本質はGoogleを知る事」でも紹介いたしました。
私たちが普段何気なく使っている検索エンジンは、おおまかに次のような動きをしています。

1.世界中のWebページの情報を集めている
2.検索ユーザーが検索する言葉(単語・ニーズ)を理解している
3.理解した内容に対して、最適な検索結果を返して情報を提供する


Googleは現在、世界中の数兆とも言われているWebページの情報を持っており、その情報からリンクを辿り、ページ情報の追加や更新を日々行なっています。その管理を考えただけでも、私たちの想像を絶する情報量になるのはお分かりになると思います。
さらに、ユーザーが検索ボックスに入れた言葉の意味を理解し、意図を汲み取り、数兆ページある情報の中から適切な情報結果を作り上げています。

まずは検索エンジンに理解してもらおう


webサイトの1ページは、Googleにとっては数兆のうちの1つに過ぎません。そのためページ内部の改善を行い、検索エンジンに理解しやすいようにする必要があります。また、制作したばかりのWebページでは、検索エンジンはそのWebページの存在に気づきません。その場合は、他のページからの動線を作ったり、サーチコンソールを活用しGoogleにページの存在を知ってもらうためのリクエストを出したりする事で認識を早めることができます。

内部施策と外部施策


SEO対策には大きく2つの施策パターンに分けられます。その一つが、検索エンジンにWebページの内容を理解してもらえるようにする内部施策です。
内部施策には、皆さんもご存知のタイトルタグや見出しや説明文の調整などWebページ毎に行う施策だけではなく、サイト全体を考えてコンテンツの追加や内部リンクの調整まで、様々な方法があります。そのため、Webサイトの特徴や規模に合わせて行う必要があります。
このような施策を進める上で、先ほども説明しましたが、Googleが提供している「Search Console」というツールがあり、心強い味方であり、GoogleとWebサイトの窓口的な役割を行なっています。このSearch Consoleは、Webサイト内で発見されたエラーや重要なHTML改善点、インデックス状況などを知ることができ、内部改善を行う上で、大切なデータが揃っています。Search Consoleを上手に活用して施策を進めていくといいでしょう。

もう一つの施策が、リンクを集める事を目的とした外部施策です。外部施策においては、以前より「リンクが集まるようなコンテンツを作りなさい」とよく言われています。しかし、実際はすごく良いコンテンツを作ったとしても、すぐにリンクが集まるわけでもありません。外部施策は、以下の手順を踏むことがベストだと思います。
1.コンテンツを制作する
2.PRやソーシャルなどを通じて、コンテンツの情報が拡散され、人の目に触れる。
3.見てくれた人の一部がサイトやブログ、ソーシャルなどで引用しリンクを貼ってくれる。

外部施策は、引用(リンク)したくなるコンテンツを作ると同時に、何かしらの手段で、コンテンツが人の目に触れることが重要になってきます。競合サイトや類似商材など扱っているサイトなどを確認し、コンテンツ制作から、ソーシャル拡散、そしてリンクを集めるところまでの流れができているWebサイトを調査して見ましょう。同じようなことができないか検討するのも良いと思います。

SEOを実践する!

では実際にSEOを行うにあたり、何から手を付けて良いのかわからないという人も多いと思います。まずは、自分のWebサイトに訪れるだろう「検索する人」と、あなたのWebサイトが「置かれている状況」について考えてみるといいでしょう。

検索する人を想像する


販売したい商品を検索して手に取ってくれる人、そして使われる場面を想像して見てください。商品やサービスがどのようなシュチュエーションで使われて、何を解決するのか?使い手はどのように変化するのか?その時に重要なことは、年齢や性別だけではなく、どんな悩みを持っている人なのか?どんな情報を得ようとしている人なのか?ということです。そうすることで、自ずとサイトのコンテンツの内容で何を伝えたらいいのかがわかってくると思います。

キーワードを考える


検索する人、つまりはサイトに来る可能性のある人のイメージが固まったら、次はキーワードを考えてみましょう。重要なのは、検索する人が悩みを悩みを持ったところから、商品やサービスに辿り着くまで、いくつかの段階を経る可能性があるということです。この段階の数だけ、検索キーワードが存在すると思ってください。どの段階のニーズにもマッチするコンテンツがあれば、検索する人に読んでもらう機会が増えます。大事なことは、常にユーザーの立場たち当事者意識を持って思考することです。売り手側と買い手側では、伝えたいこと、欲している情報に乖離が生まれていることを知りましょう。

検索しそうな候補のキーワードが見つかったら、次にそのキーワードの検索数(ボリューム)を調べてみましょう。そもそも、そのキーワードで検索する人はいるのか?いるとすればどの程度存在するのか?を確認をします。これらを調べるツールとしてGoogleが提供しているキーワードプランナーを活用します。

競合サイトを調べる


こちらも以前の記事、「SEO対策で競合サイトを調査するには?」でご紹介しております。詳しくそちらをご覧ください。
自社のWebサイトが置かれている状況を把握するためにも、他の会社の施策を把握することもとても重要になります。その際の注意点としては、自分自身が競合だと考えているサイトは、SEOを実施する上ではライバルではないかもしれないということです。例えば商品やサービス上では、競合会社だとしても、Webでの売り上げは小さい可能性があるこということです。もし他にSEOに注力している会社があるのであれば、その会社をWeb上(SEO)の競合とすべきです。
競合として確認しときたい項目は、「どんなコンテンツを持っているのか」「どんなリンクを集めているのか」となります。仮にライバルサイトのコンテンツが充実しており、リンクも集まっているようであれば、自社でも同じような状況を作るようにしなければなりません。

SEO効果を確認する

自分のサイトのSEO施策がどのような状態にあるのかを把握するための指標として「ターゲットキーワード順位」「流入キーワード」「検索からの流入数」が挙げられる。施策が成果につながっているのかを見るためにも定期的に確認する必要はある。

ターゲットキーワード順位


ターゲットとしたキーワードでの掲載順位を確認しましょう。確実に順位が上がっているのであれば、特に問題はないかと思います。しかし、急激に順位の下落が発生した場合は、Googleのガイドラインに沿ったものなっているのか見直す必要があります。

流入キーワード数


施策に伴い、ターゲットキーワードに関連するキーワードでの流入が増えていくと思います。さらにコンテンツを追加していくことで、新たなキーワードでの流入も増えていきます。もし、コンテンツを増やしても、流入キーワードが増えていかない場合は、サイト内に同じコンテンツが無いか?内部リンクは機能しているのか?Googleに認識されているのか等を確認してみてください。

とにかく続けることが大事


SEOは一度の改善で終わりではありません。同じ業界で商品のトレンドが変わるように、検索されるキーワードやニーズ、トレンドは変化していきます。さらにGoogleの検索エンジンのアルゴリズムも日々変化し更新されていきます。近年はユーザーの検索環境もスマートフォンの登場で大きく変わっています。このように、検索をめぐる環境は変化し続けます、こうした変化に対して日々確認と対応をしていくことが必要となります。

SEOは集客方法の1つに過ぎない


Webサイトの集客方法においては、SEOが魅力的なのは間違いありません。悩みや疑問が明確化されている方が、それを解決したいと思い検索をしているのだから。検索する人がいなくなることは無いと思います。
一方でそれは弱みでもあります。悩みや疑問が言語化できない人もいるということです。つまりは、検索できない人との接点を持ちにくいというものです。
仮に、販売しようとしている商品やサービスが、世界で一番最初の商品やサービスだったらどうでしょう?その魅力や解決する問題自体にユーザーがこれから気づくのであれば、SEO実施で得られる集客は、限られたものになると思います。また、その商品やサービスの性質や業界全体の傾向を見て、検索エンジンからのアプローチが少ないようであれば、SEOではなくDMやCM、チラシ、メールといった別の集客方法に注力することも検討が必要です。SEO対策は、その後でも遅くはないと思います。

最後に・・・

日々のSEOの作業の中心は、検索者のニーズに沿った高品質なコンテンツを継続的に制作・発信していくことです。これは一種のユーザー中心志向であり、検索者に着目することがその出発点となります。以下はその着目点の一例です。
•検索者が抱えている課題や問題、疑問、質問は何か
•使用する検索キーワードはどのようなものか
•検索者にとって役立つ知識とはどのようなものか
•他者と共有したくなるコンテンツとはどのようなものか

検索とは検索者が新たな知識や商品、サービスを得るための情報探索であり、検索エンジンは検索者とそれらをつなぐ役割を担っています。
そして検索者の悩みや課題を解決しうる情報を提供することがSEOの役割です。SEOはひたすら検索者と向き合うものでなければなりません。

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