AIよりもRPAが使われる理由とは?

2019/02/14

AIよりもRPAが使われる理由とは?

AIよりもRPAが使われる理由とは?

自動化、ロボティックス化に関しては、日々新しい技術が登場しており、人工知能(AI)もその1である。数年前より大きな注目を浴びている。では、このAIとRPAは何が違うのかを、理解しておく必要があると思います。
それぞれには、特性が大きな違いがあります。
両者とも人間には到底手に負えない膨大なデータを圧倒的なスピードと正確性で処理することができる点においては、非常に似ています。

ここでは、業務効率化という視点で見た場合、両者にどのような違いがあるのかを説明し最後に活用事例を少し紹介します。

AIの特性について

AIは人間がルールを教えなくても、大量のデータを学習・解析し、ルールを推論により自ら発見し定義することで作業を自動化していく。人間が定義できないことをAI側が定義できるところが最大の強みであり特徴です。一方で、成果を上げるようになるまでに時間がかかり、その分費用もかかってくる。自ら学習し進化していくが、完全な答えに達するまでが非常に困難です。そのため、間違いが無いかを人間が確認しなければなりません。
また、AIが出した答えがなぜ?そういう答えになったかというロジックが見えにくい。プログラミングした本人でさえ答えに至った理由が説明できないと言われています。

RPAの特性について

RPAは、人間が決めたルール通りに動作するので、その範囲においては、常に正しい結果を出してくる。今日、日本企業が求めているのは、自分たちが決めたルールの中で間違わずに、人間よりも速く正しく処理をしてくれる仕組みです。いわゆるバックオフィス系の仕事においては、繰り返し同じことを行う業務や細かい業務が大量にある。投資対効果(ROI)を考えた場合はRPAの方がAIよりも有効であることは確かです。

AIは、人間では代わりができないことができるため、価値があります。そういった業務には多額の投資をしても効果があるが、長期的なビジョンでの導入が必要になる。一方、RPAは短期での導入が可能で数百万円ぐらいの投資から始められます。
3週間、4週間という1ヶ月以内で導入し、成果を上げている企業も多い。

AIとRPAの特性の違いについて

「生産性向上」のために求められる単純業務や繰り返し行われる細かい業務の効率化には、RPAの方がAIよりも適しています。
【RPA】
人間が決めたルールの範囲内で自動化
・人間が判断ルールや各判断結果における処理を全て指示できる。
・ルール内の処理はすぐに100%こなすことは出来るがルール外の処理は全くできない。

適用範囲は狭いが、すぐに効果を出して投資回収ができる。

【AI】
データを学習し、ルールを自ら発見・定義して自動化
・大量のデータを学習・解析し、推論により自らルールを発見し定義ができる。
・適用範囲は広いが、100%の精度で処理ができるまで時間と費用がかかる。

処理精度の向上までには、人手による支援が必要で、単純業務や繰り返し行われる細かい業務においては、投資回収が合わない。

RPAの活用事例

それでは実際にRPAはどのような業務で活用されているのでしょうか? ここでは大きく3つの業務領域における活用方法をご紹介していきます。

【活用方法1: 経理部門でのRPA活用】

具体的には売掛・買掛処理や資産管理業務、交通費確認業務といった業務を自動化可能です。また人が介入しないことで記入漏れといった人為的なミスを防ぐ効果もあります。

【活用方法2:人事・総務部門でのRPA活用】

過重労働管理業務(対象社員の絞り込み~アラートメールの通知)や、人事考課業務(考課表の配布・回収)などを自動化することが可能です。

月次報告書作成業務などシステム連携が必要な業務についても自動化が目指せます。

【活用方法3:営業・販売部門でのRPA活用】

見積作成業務やメール受注業務などを自動化することが可能です。特に営業部門については、直接利益を生み出さない作業時間を減らすことで、生産性の向上が見込めます。

他にもさまざまな業務領域における作業を自動化することが可能です。導入を検討する際には、RPAの基本動作である「システムへのデータ入力・出力」や「メール送信・受信」といった、ルーティンかつ定型的な作業で業務が構成されているかをまずは確認することから始めましょう。

重要なこと!


RPAを導入することで重要なことがある。人間は何をすべきなのかという点です。
RPAは、特定領域の作業を代替し、人間を作業の束縛から解放して時間を捻出してくれます。しかも、RPAは、人間よりも圧倒的に正確で速く、生産性も高い。重要なことはRPAによって生み出された時間で人間は、何をするのかという点です。具体的には、人間にしかできない、コミニュケーションやアイデアの創出、クリエイティブな業務、そういった活動に専念することで、会社の価値を高め、競争力をつけることが大切なことだと思います。

サックルでは、RPA導入支援からロボット開発までをワンストップでご提供いたします。詳しくは下記ページより
RPA導入支援サービスはこちらから

ご依頼・ご相談はこちら

この記事を書いた人 Sackle編集部

Sackle編集部

デジタル・クリエイティブに関するあらゆる情報を公開していきます。