コンテンツマーケティングとコンテンツSEOの違いは?

2018/04/13

コンテンツマーケティングとコンテンツSEOの違いとは?

コンテンツマーケティングとコンテンツSEOは何が違うの?

2015年ごろから、Webマーケティング施策の中でMA(マーケティングオートメーション)と同じぐらい「コンテンツマーケティング」という言葉を多く聞かれるようになり、メディア等にも取り上げられています。また、コンテンツマーケティングに関する書籍も増え、書店でもよく見かけます。と同時に「コンテンツSEO」というキーワードも多く聞かれ、よくこの2つを混同している方もいらっしゃるようです。これらの2つは「違います」。
ここでは、この違いを説明し関係性をご紹介いたします。

コンテンツマーケティングとコンテンツSEO

アメリカでは既に80%以上の企業が取り組んでいると言われている「コンテンツマーケティング」。ここ数年、日本でも「コンテンツマーケティング」というキーワードが広がっております。
簡単に説明すると「コンテンツマーケティング」とは、ユーザー(お客様)にとって「価値のあるコンテンツ」を提供し続けることで、売上につなげようとするマーケティング戦略のことです。「コンテンツSEO」は、コンテンツマーケティングに含まれる手法です。Webサイトの中にコンテンツ(主に記事)を作るのであればキーワードニーズを考慮しSEO的にも効果的に実施していく考え方です。

コンテンツマーケティングとは?

人によって内容が異なることが多いコンテンツマーケティング。コンテンツマーケティングとは何かを理解するために、コンテンツマーケティングの生みの親である、アメリカのコンテンツマーケティングインスティチュートによる定義を見てみましょう。

”Content marketing is a strategic marketing approach focused on creating and distributing valuable, relevant, and consistent content to attract and retain a clearly defined audience — and, ultimately, to drive profitable customer action.”

http://contentmarketinginstitute.com/what-is-content-marketing/

【和訳】
コンテンツマーケティングとは、適切で価値ある一貫したコンテンツを作り、それを伝達することにフォーカスした、戦略的なマーケティングの考え方である。見込客として明確に定義された読者を引き寄せ、関係性を維持し、最終的には利益に結びつく行動を促すことを目的とする。

つまりは、読者にとって価値あるコンテンツの制作・発信をして見込み顧客のニーズを育成、購買を経て、最終的にはファンとして定着させることをめざす一連のマーケティング手法のことです。ポイントは「価値あるコンテンツを作る」こと、「顧客を育てる」こと、そして「ファン化する」ことの3つです。

単一のツールや手法を指し示す言葉ではなく、下の図のような段階的なマーケティングプロセスを構築するための「概念」であり、「考え方」を理解すると共に、いきなり自社の商品やサービスをアピールしたり売り込んだりするのではなく、見込み客の購買支援を行うことにより段階的に関係性を深め、最終的に購買してもらうことを目的として考えましょう。「コンテンツSEO」と呼ばれるのは、下図のうち「認知獲得」の部分であり、見込み客あるいは潜在顧客の集客が目的となります。

コンテンツSEOとは?

「コンテンツSEO」とは、内部SEO対策として一つの手法であり、これまでのSEO(検索エンジン最適化)のような外部からリンクを増やしたり、サイト内部の構造を見直したりするなどのテクニックとは異なり、ユーザーにとって有益なコンテンツを公開することで潜在顧客を検索エンジンから集客する手法のことです。
ここでのコンテンツとは、内容(中身)という意味で、Webサイトの場合、記事、画像、動画などを含みます。Webサイトそのものがコンテンツであり、ブログ、ホワイトペーパー(eBook)、ソーシャルメディア、プレスリリースなどもコンテンツに含まれます。

ターゲットユーザーがどんな情報を求めているかを理解し、それに応えるコンテンツを作る。ターゲットユーザーが情報を検索する際に用いるであろうキーワードを推測し、そのキーワードで検索されたときに検索エンジンで上位表示されるような工夫をこらしてコンテンツを作る。そうした一連の活動のことを、コンテンツSEOと呼んでいます。

なぜ今、コンテンツSEOなのか?

なぜ、今になって、「コンテンツSEO」というキーワードが使われるようになり、SEO対策として注目を浴びているのか、その一番の要因は「検索エンジンのロボットが賢くなった」からです。 検索エンジンは検索順位の決め方(アルゴリズム)をいくつかのパターンに分けて、定期的にアップデートしています。このアルゴリズムの変更の中で最もコンテンツSEOと関係が深いのは「パンダアルゴリズム」と言われているものです。パンダアルゴリズムはホームページ内のコンテンツの中身を精査するアルゴリズムで、コンテンツのオリジナル性、有益性などを見ています。2014年に、このパンダアルゴリズムが複数回アップデートされました。

そして現在のGoogleは、「コンテンツ自体の質を重視する」という姿勢を鮮明に打ち出しております。上位表示に被リンクは引き続き重要だと認めていますが、それだけではなく、「ユーザーの利便性を最優先に考慮してページを作成する」(Googleのウェブマスター向けガイドラインより)ことを強く求めているのです。たとえば、特定のテーマやトピックについて情報の網羅性が高かったり、深掘りしたコンテンツを掲載したページが、高評価を受けやすくなっています。

こうした背景から、コンテンツSEOが検索結果の上位表示に不可欠な取り組みになったのです。

最後に


コンテンツマーケティングを実践していく上で大事なポイントがあります。それは、検索ユーザーがどのようなコンテンツを求めているのかを理解するということです。売り手の発信したい情報と買い手が欲しい情報にギャップが生まれてしまうとSEOで上位に表示されたとしても、すぐに離脱され、問い合わせや売上に結びつきません。従って、購買するお客様(企業)はどういった事で悩んでいて、どういった課題を解決したいのかという事を理解しておく事が大事です。

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