IoTの活用方法を解説!AIとの関係性とは?

システム開発 IoT

INDEX

IoTとAIについて

IoTとは「モノのインターネット」


IoTとは「Internet of Things」の略で、日本語ではモノのインターネットと訳されます。

世の中のあらゆるモノがインターネットに繋がることで、現実世界の様々なデータを集約し、新しいビジネス創出やマーケティングといった活動に活かすことができます。

いままでインターネットにつながっていなかったようなものがインターネットに繋がることで、離れた場所から特定の設備を監視したり、操作したりすることができるようになります。

身近な例では、アップルウォッチなどのスマートウォッチや、Qrioロックなどのスマートロック、IoT照明などのスマート家電があります。

自動運転車にも、IoTの技術が使われています。

AIとは「人工知能」


IoTと同時に語られることが多いのが、人工知能であるAIです。

AIは「Artificial Intelligence」の略で、先述の通り人工知能と訳されます。

IoTはモノのインターネットであり、ハードウェアも関わってきますがAIはソフトウェアのみで構成されます。

AIにはいくつかの種類がありますが、総じて「人間のように判断してタスクの処理をする」ことができるものをAIと呼んでいます。

犬と猫の画像をAIが学習すると、いままで見たことのない画像でも犬か猫かを判断することができるようになります。

この特性を活かして、人間には処理しきれないような大量のデータをAIが処理する頭脳のような形で活用されています。

身近な例では、iPhoneに搭載されているSiriやGoogleホームなどに搭載されているGoogleアシスタントにAIの技術が使われています。

IoTとAIとの関係

IoTにおけるAIの役割


先述の通り、IoTは現実世界から様々な情報をデジタルデータとして集める事ができるツールです。

それに対して、AIはたくさんのデータを処理して人間のように判断することができるツールです。

これらの特性から、IoTとAIは非常に相性が良いと言われています。

IoTデバイスから集めたデータをAIを使って解析することで、膨大なデータを有効活用することができるようになります。

IoTシステムにおいて、AIはまさに頭脳の役割を果たします。

AIとIoTの掛け合わせで何ができるか


先述の通り、AIとIoTは非常に相性が良く、上手く掛け合わせることで大きな価値を生み出します。

IoTデバイスに取り付けられた様々なセンサーから得られる現実世界の情報は、他では入手できない非常に貴重な情報です。

しかし、それらはなにもしなければただの数値データでしかありません。

ここでAIを活用することで、数値から見える傾向や方向性を示唆することができるようになります。

具体的な例を挙げると、工場設備の故障予知や不良予知があります。

工場の設備にIoTデバイスを取り付け、振動や音、電圧などの様々な情報を定期的に取得します。

それらをAIで解析することで、人間では気づけないような異常が発生したり、異常が起きる前兆を検知したりすることができるようになるのです。

こういった取り組みで、設備の故障や不良を予知できるようになると、生産ラインを止めずに効率よく回避することができるようになるでしょう。

また、AIとIoTの掛け合わせには、自動運転を始めとする自動車の安全な運転のためのソリューションの展開も期待ができます。

IoTデバイスを搭載した車から送られてくる様々な情報をAIがリアルタイムで解析することで、危険予測や事故防止といった部分に大いに役立つでしょう。

このように、AIとIoTは非常に相性が良く、膨大なデジタルデータを有効活用していくことが可能です。

IoTの導入方法

IoT導入において乗り越えるべき課題


実際に、IoTの導入にはどのような課題があるのでしょうか?

今回は、IoTの導入において乗り越えるべき課題を3つご紹介します。

・導入コスト

最初に挙げられる課題はコスト面です。

当然ながら、IoTの導入にはコストがかかります。

今でこそ、モジュール等の価格が下がり始めており、それに伴いコストも低減はしています。

しかし、工場設備や現場への導入にはまだまだ大きなコストがかかってくることが問題です。

規模やレベル感にもよると思いますが、数百万円程度の予算は必要でしょう。

コンシューマー向けのIoT機器開発を行う場合にも同様に、大きなコストがかかってきます。

・技術の複雑さ

IoT導入のもう一つの障壁が技術の複雑さです。

IoTは、ハードウェア、ソフトウェア、通信の3つの要素が複雑に絡み合って始めて機能します。

そのため、技術的に理解することが非常に難しい分野でもあるのです。

ものづくりをしている企業はソフトウェアのことが分からなかったり、ソフトウェアを開発している企業はものづくりが分からなかったりといったことが往々にしてあります。

さらに、後述する通信技術は目に見えないもので、ノウハウの塊です。

こういった技術の複雑さはコストにも直結する話です。

ハードウェアの開発費とソフトウェアの開発費が両方かかってくるので、自ずとコストにも影響があります。

・通信について

最後に通信についてです。

さきほども述べたように、通信は目に見えません。

繋がっているかどうかが分かりづらかったり、繋がっていない原因の特定が難しかったりします。

テスト環境では上手く通信できていたのに、突然通信が途絶えるといったこともよく起こります。

また、アンテナのちょっとした向きや位置で通信の安定性が大きく変わったりもするため、非常に難しい技術と言えます。

これに加えて、ハードウェア的な制約やソフトウェア処理との兼ね合いも考えていく必要があるため、IoTは非常に難しい技術と言えます。

コストと技術の難しさが、IoTの大きな課題となっているのです。

IoT導入のポイント


技術的には非常に考えるのが難しいIoTですが、導入にあたってのポイントを押さえておけばスムーズに導入を進められる場合もあります。

難しい技術ではありますが、世の中にはさまざまな開発会社やベンダーがあり、IoT導入の手助けをしてくれるためです。

しかし、そういった企業に開発を依頼する場合でも、以下の3つのポイントに注意しておく必要があります。

・目的をはっきりさせる

まずいちばん重要なのが、目的をはっきりと決めることです。

コストをかけて導入するものですから、あれもやりたいこれも解決したいと欲が出てしまうかと思います。

しかし、どんなに優れた技術でも、万能ではありません。

あれもこれもと欲をかくよりも、「この課題を解決する」という明確な目的を持つようにしましょう。

目的をはっきりさせることのメリットは大きく分けて2つあります。

一つはコスト面、もう一つは成功確率を上げることです。

目的がはっきりせず、あれもこれも解決したい!という状態だと、コストが膨れ上がります。

多機能にしていくことが必要になるため、システムが複雑化し、開発コストが上がります。

仮に、コストが潤沢に合ったとしても、目的を絞っておくことには成功確率を上げるメリットがあります。

先述したように、システムが複雑化していくと、開発期間が伸び伸びになったり、コミュニケーションミスが発生しやすくなったりするのです。

まずは 目的をはっきりさせることを考えましょう。

・PoCを行う

目的がはっきりしたら、PoCを行いましょう。

PoCとは概念実証のことで、本当にその技術が実現可能かを確かめるフェーズです。

これをやらずに本番導入を進めようとすると、途中まで進めたけどやっぱりできなかった、といった事態に陥ることがあります。

また、今検討している方法で目的が達成できそうかどうかも確認のポイントです。

本当に必要な仕様を確認し、後の本番導入に向けた計画を立てるようにしましょう。

・スモールスタート

PoCを実施し、実現可能性や、仕様や課題が明確になったら実際の導入を進めていきましょう。

基本的には、小さく始めて大きく育てていく、いわゆるスモールスタートがおすすめです。

目的をはっきりさせるというところでもお話した通り、あれもこれもと一気にやろうとするのは危険です。

しかし、数ある課題のなかでほんの一部だけ解決しても意味がないことも事実です。

そのため、導入したIoTを徐々に広げていくことも視野に入れて計画を立てるようにしましょう。

まずは必要最低限のものから始めて、徐々に導入の範囲を伸ばしていきます。

そうすることで、段階を踏んで確実に課題解決の方向へ導くことができるようになります。

よくある失敗として、あらゆる課題を一気にたくさんのお金をかけてやろうとして、本当にやりたいことをやるべきことを見失ったり、現場のコントロールができなくなったりすることがあります。

こういった失敗をなくすためにも、段階を踏んで確実に導入を進めていくことが必要でしょう。
  • Twitter
  • Facebook
  • LINE

ビジネスの成功に導くWebシステム開発

ユーザー体験をデザインし お客様のビジネスを成功へ導く

官公庁・大企業・中小企業・スタートアップ。
豊富な開発経験で幅広いニーズに対応、国内完結だからこその安全とスピード。
提案、設計、開発、テスト、保守、リニューアル、機能追加。あらゆるフェーズから参画いたします。

サックルのWebシステム開発

RECOMMEND

PICKUP

CATEGORY