【SNSマーケティングの手引き】各SNSの特性や具体的方法を完全解説

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「SNSを活用したマーケティングに取り組みたい」
「SNSマーケティングの基本的なことを学びたい」
この記事は冒頭のような思いを持っている方に向けて、SNSマーケティングの概要から主なSNSの紹介、具体的な実践方法や事例などを解説していきます。
SNSマーケティングの導入を検討している方や学びたいという方は、ぜひ最後までお読みください。

SNSマーケティングとは

はじめにSNSマーケティングの概要と効果についてお話します。

■SNSマーケティングの概要


SNSマーケティングとは、FacebookやTwitterなどのSNSを活用したマーケティング活動の総称で、デジタルマーケティングの一種です。
昨今のSNSの普及により個人での利用だけに留まらず、顧客とのコミュニケーションや自社の認知度の向上のために、企業も積極的に活用するようになりました。

■SNSマーケティングで得られる効果


SNSマーケティングに取り組むことで以下のような効果が得られます。

・効果①:顧客と双方向コミュニケーションが図れる
SNSを活用することで企業と顧客のコミュニケーションに双方向性を持たせることができます。顧客が自社に対して抱いている感想を直接聞いたり、自社の新製品開発に顧客の意見を取り入れたりすることができるという点は、SNSならではと言えるでしょう。

・効果②:顧客ロイヤルティの向上
顧客と直接コミュニケーションを重ねていくことで、顧客のロイヤルティを高めることが可能です。
ロイヤルティの高い顧客は競合他社にスイッチしにくいだけでなく、積極的に知人や友人に自社や商品・サービスなどの情報を紹介してくれるなど、マーケティング活動の強い味方になってくれます。

・効果③:認知の拡大
ロイヤルティの高い顧客にSNSを通じて商品などのレビューや感想を投稿してもらうことで、それが口コミとなり認知拡大にも繋がります。企業からの宣伝よりも、消費者の口コミの方が信憑性も高まるため、ポジティブな認知を得ることができるでしょう。

SNSマーケティングで活用される主なSNSと特性

SNSマーケティングでは様々なSNSを活用することになります。
ここからは代表的なSNSを6つ、概要や特徴をふまえてご紹介していきます。

■主なSNS①:Facebook


Facebookは世界トップのユーザー数を誇るSNSです。
実名登録制を取っているため、ビジネスでも積極的に利用されています。
Facebookページと呼ばれる企業の独自ページが開設でき、そこでテキストや動画は勿論のこと、イベントページなどの様々なコンテンツを配信することが可能です。
学歴や職歴、既婚者かどうかなど詳細なプロフィールを入力するという仕様であることから、広告のターゲティング精度に優れているのも強みの一つでしょう。
日本においては30~40代を中心に、月間約2,600万人のユーザーが利用しています。

■主なSNS②:Twitter


140文字のテキストを主軸としつつ、動画や画像の共有もできる人気のSNSです。
その時々のトレンドやニュースなどが頻繁にツイートされていることからリアルタイム性に優れています。
またリツイート機能やハッシュタグ機能を有していることから、他のSNSと比較して高い拡散力を持つ点も見逃せません。
20代を中心としつつも幅広い世代に活用されており、現在月間約4,500万のアカウントが利用されています。

■主なSNS③:Instagram


画像や動画の共有をメインとしているSNSです。
ビジュアル面での訴求を中心としているため、世界観の訴求といったブランディングとの相性も良いでしょう。
またTwitterと同様、ハッシュタグ機能があるため拡散性にも優れています。
Facebookを親会社に持っているため、高いターゲティング精度を持つ広告機能が実装されている点も特徴的です。
20~30代の女性を中心に、国内で月間3,300万人のユーザーが利用しています。

■主なSNS④:LINE


トーク機能によるコミュニケーションをメインとしたSNSです。
インフラと言っても過言ではなく、月間約8,600万人が活用しており、他のSNSと異なり全世代が活用しています。
最大の強みはLINE公式アカウントを運用することで、これらの豊富なユーザー層にリーチすることができるという点です。
また他のSNSでの投稿と比べ、ダイレクトメッセージなどへの反応率が高いという点も強みと言えるでしょう。

■主なSNS⑤:TikTokTikTok


15秒から1分程度の短い動画を制作・投稿することができるSNSです。
10~20代の若年層を中心にユーザー数を伸ばし、国内で月間約950万人が利用しています。
現状他のSNSと比較しユーザー層が限定的であることから、マーケティングで活用する際は使いどころも限られますが、着々とユーザー数を伸ばしているので企業にとっても無視できないチャネルとなりつつあります。
ハッシュタグチャレンジなどのユーザー参加型広告や、起動時動画広告を配信できることから、認知獲得を狙いやすいといった強みを持っています。

■主なSNS⑥:YouTube


世界最大の動画配信プラットフォームです。
メインである動画配信に加え、動画再生前に表示するインストリーム広告や再生中に表示するインディスプレイ広告など、広告メニューも豊富に用意されており、多様な角度からユーザーにリーチすることができます。
またYOUTUBEコンテンツはGoogleのサービスであることから、SEO効果も高いとされています。
日本における月間利用者は6,500万人に上ります。

■SNSの特徴早わかり表


ここまで紹介した6つのSNSの特徴をまとめた表を載せていますので、どのSNSを使うか検討する際にぜひ参考にしてください。

図.SNSの特徴早わかり表

SNSマーケティング戦略の立て方

ここからはSNSマーケティングに取り組む際の具体論に入っていきましょう。
まずは戦略をどのように立てるのかについて、4つのステップに分けてお話します。

■戦略の立て方:4ステップ


・ステップ①:目的と目標を決める
まずはSNSマーケティングを通して達成したい目的と目標を決めましょう。
各購買段階に応じて、目的をKGI、目標をKPIとして設定すれば分かりやすいと思います。
例えば以下のようなKGIとKPIが考えられますね。

【認知段階】KGI:潜在顧客の認知獲得
KPI:リーチ数、インプレッション数

【興味・関心段階】KGI:ブランドへの好感度向上
KPI:いいね!数、リツイート数 

【比較検討段階】KGI:自社サイトへのアクセス
KPI:URLクリック数、問い合わせ数 

【購買・利用段階】KGI:成約
KPI:商談数

業種やビジネスモデルによって購買段階も異なりますので、自社の購買段階に合わせて適切なKGIとKPIを設定してみてください。 

・ステップ②:ターゲットを決める
KGIとKPIが決まれば、次はどういったユーザーをターゲットとしてマーケティング施策を展開していくのか決めましょう。
SNSマーケティングにおけるターゲット設定にもペルソナは非常に役立ちます。
既存顧客のデータや、自社サイトに訪問しているユーザーの属性などを中心に分析を重ね、本当に実在するかのようなペルソナを作成してください。

・ステップ③:どのSNSを活用するか選択する
ターゲットが決まれば、どのSNSを活用すべきかが見えてきます。
定めたターゲットにリーチしやすい、いわばそのターゲットが使っているだろうSNSを選択するわけです。
前述のSNSの特徴やユーザー層を参考にして、自社の商品・サービスやターゲットに適したSNSを選択するようにしましょう。

・ステップ④:運用ポリシーとルールを決める
最後にSNSの運用ポリシーとルールを決めていきましょう。
運用ポリシーはユーザーに対してコンテンツを発信していく際の行動指針のことを指します。
運用ポリシーを定めることで、SNSマーケティングに取り組むチーム内で「目的意識」を共有することができ、コンテンツ配信の方向性も統一できるという利点もあります。

またポリシーと併せてルールを策定しておくことも重要です。
配信頻度や実施時間、写真や動画をアップする際の規定、炎上時の対応などを事前に決めておくことで、SNSマーケティングの進行をスムーズに進めることができるでしょう。

SNSマーケティングの具体的な方法と事例

続いてSNSマーケティングの具体的な方法と事例についてご紹介します。

■コンテンツ配信


はじめにご紹介するのは、アカウントを通じたコンテンツ配信です。
新商品に関する情報やお役立ち情報などのコンテンツを定期的に配信することで、認知の拡大や顧客ロイヤルティの向上を目指していきます。
コンテンツ配信では「ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作ることができるか」が重要なポイントになります。
ユーザーにとって価値のあるコンテンツとは以下の要素のいずれか、もしくは複数が含まれているものと言えます。

【価値あるコンテンツの要素】
・タイムリーな内容であること
・共感できる内容であること
・役に立つ内容であること
・ユーザーが参加できる内容であること 

逆に以下のようなコンテンツは反響を得にくいです。

【反響を得にくいコンテンツ】
・企業や商品情報だけのコンテンツ
・答えにくい問いかけをしているコンテンツ
・テキストだけのコンテンツ

価値あるコンテンツの要素、反響を得にくいコンテンツタイプなどをしっかりと把握して、良質なコンテンツ作りを目指しましょう。

■キャンペーンの実施


キャンペーンの実施もSNSマーケティングの醍醐味と言えます。
SNSキャンペーンとはユーザー参加型の施策で、特定のアクションをしてもらったユーザーに対してプレゼントを提供するというものです。

・特定の投稿のリツイート
・特定のハッシュタグをつけて投稿
・コメント 

などのアクションを利用したキャンペーンが多く見られます。

キャンペーンを実施するとフォロワー数の増加や認知度の向上が期待できますが、キャンペーン終了後もきちんとコミュニケーションを継続していかなければ、効果も一過性のものとなり、徐々にフォロワー数や反響も減少していくため注意してください。

■SNS広告


SNS広告はWEB広告よりもターゲティング精度に優れるものが多いので、積極的に活用すべきです。
また各SNSでそれぞれ特徴が異なるため、それらを把握して自社に合ったSNS広告を運用することがポイントになります。
例えばFacebook広告は「○○さんが“いいね!”しました」というコメントとともにニュースフィードに表示されるものが多く、親近感を抱いてもらいやすいといった特徴があります。
対して、Twitter広告はリツイートによるに二次拡散は費用が掛からず、費用対効果の高い広告運用ができるといった強みを持っていますね。

他のSNSの特徴は、先ほどのSNS特徴早わかり表に記載していますので、参考にしていただきながら使い分けてみてください。

■アンバサダー


アンバサダーは自社の商品・サービスの愛用者で、友人や周りの人にその商品やサービスの魅力を伝えてくれる人物を指します。
SNSマーケティングにおいては、ロイヤルティの高い既存顧客に「アンバサダー」となってもらい、SNSを用いた口コミで自社やその商品・サービスの魅力や良さを広めてもらうという方法が有効です。
アンバサダーを活用したSNSマーケティングをするためにも、まずはアンバサダー候補となる既存顧客を集め、アンバサダー限定のイベント開催などを通じて、自社に対してのロイヤルティをさらに高めていきましょう。

■ソーシャルリスニング


ソーシャルリスニングとは、SNS上で口コミやレビューといったユーザーの声を収集して分析し、それらを商品・サービス開発やマーケティング施策に活用する手法です。
ソーシャルリスニングを活用することで、ユーザーが現在自社や商品・サービスに対して抱いているイメージや、潜在的なニーズのヒントなどを得ることができます。
通常の顧客アンケートでは拾いきれないユーザーの生の声、本音を聞くことができるという点で非常に有用と言えるでしょう。 

■SNSマーケティングの事例


ここからは実際のSNSマーケティングの事例をいくつかご紹介します。

・事例①無印良品:Twitterによるコンテンツ配信
まずご紹介するのは、無印良品のTwitterによるコンテンツ配信事例です。

引用:https://twitter.com/muji_net/status/1377063092882919424
この投稿は先述した価値あるコンテンツの要素のうち、「役に立つ内容」を含めたコンテンツになっています。
日々の献立に悩んでいるユーザーに対して、手軽に作れるレシピという「役立つ情報」を提供するとともに、自社商品のPRにも繋がっている好例です。

・事例②コカ・コーラ:Facebookによるキャンペーン
コカ・コーラは2007年に、エナジードリンク「ビタミンウォーター」の新フレーバー開発を、Facebookのユーザーの意見を取り入れて決定するというキャンペーンを展開しました。

ユーザーの「いいね!」や、コメントが集まっているフレーバーが採用される仕組みを取り入れたことで爆発的な話題となり、結果として幅広い認知や新たな登録者を得ることに成功。

キャンペーン運用のお手本ともいえる好事例でしょう。

・事例③JAL:Instagramによる広告運用
続いての例はJALによるInstagram広告です。
 
引用:https://business.instagram.com/success/japan-airlines/

ラグビーファン層への訴求を行ったストーリーズ広告の事例です。

ストーリーズはコンテンツが次々と移り変わる傾向があるため、ストーリーズ動画中は常にロゴを表示させておきつつ、現役ラグビー選手を静止画としても活用して注目を集め、印象に残す工夫をしています。

ターゲットと狙いが明確な好例と言えます。

SNSマーケティングに役立つ管理ツール

続いてSNSマーケティングに取り組む上で役に立つ管理ツールをご紹介します。 

■管理ツール①:comnico Marketing Suite


日本で導入実績No.1となっているSNS管理ツールです。
連携できるSNSはFacebook、Twitter、Instagramの3つで、投稿管理から分析機能まで搭載。

料金プランは初期費用が100,000円、月額50,000円~となっています。

・URL:https://www.comnico.jp/products/cms/jp

■管理ツール②:Social Insight


日本でも最大規模のアカウント蓄積数を誇るSNS管理ツールで、投稿管理や分析は勿論のこと、口コミ分析などのユニークな機能も搭載しています。
連携できるSNSも多く、先に紹介した6つのSNSに加え、Pinterestという画像共有SNSなどとの連携も可能です。

料金プランについては企業サイトより問い合わせてください。

 ・URL:https://sns.userlocal.jp/

■管理ツール③:Statusbrew


投稿管理や分析に加えて、ソーシャルリスニング機能を持つSNS管理ツールです。
Facebook、Twitter、Instagram、LinkedInの管理が可能で、SNS以外にもコミュニケーションツールのSlackやCRMプラットフォームのHubSpotといった他のアプリケーションとも連携できるという強みがあります。

料金プランは月額14,500円~となっています。

・URL:https://statusbrew.com/ja

SNSマーケティングの運用における注意点

次にSNSマーケティングの運用時の注意点をいくつか紹介します。

■注意点①:専任体制の構築が必要


SNSマーケティングは投稿の管理や広告の運用に始まり、ソーシャルリスニングや分析など様々な業務が存在します。
そのため兼任では中途半端な運用となり、結局成果を出せずに終わってしまうことも考えられます。
成果を出すためには専任者、もしくは専任チームを設けて取り組みましょう。

■注意点②:継続した運用が必要


SNSの運用は一度始めれば継続していく必要があります。
勢いに任せて始めてみたものの、次第に投稿数が減ってしまうと、ユーザーからはネガティブな印象を抱かれかねません。
運用を継続するためにも、先述した体制構築や運用ルールなどをしっかりと整備することが重要です。

■注意点③:炎上リスク


SNSマーケティングを運用する上で避けて通れないものが炎上のリスクです。
運用ルールや体制を整備していても、炎上するリスクをゼロにすることはできません。
炎上のリスクはしっかりと認識しておきつつ、ポリシーやルールに沿って運用を進めていくことが大切です。

炎上の予防と対策について

最後に先ほど触れた炎上について、予防策や炎上してしまった際の対策についてお話したいと思います。

■炎上を予防するためにできること


・予防策①:ダブルチェックの実施
炎上の予防策としてダブルチェックの実施は効果的です。
配信前に内容や言葉選びが適切かどうかを確認するために、運用担当者とは別にチェック担当を設けましょう。

・予防策②:全社員向けのSNSガイドラインを策定する
運用担当者がいくらポリシーに則って運用していても、別の社員が会社情報を漏洩してしまったり、お客様の悪口ともとれる投稿をしてしまったりといったリスクは残ります。
これらを防ぐためにも、「個人でSNSを利用する際の注意点」などを定めた全社員向けのSNSガイドラインを策定しましょう。

■炎上したときの対策


・対策①:一時的に運用を止める
炎上してしまった場合、その原因を把握した上で明確な対応を取れるようになるまでは、一時的に運用を止めることをオススメします。
もし炎上している状況下で運用を継続すると、更なる炎上を招いてしまう可能性もあるので要注意です。

・対策②:ルールに則り、落ち着いて対応する
また事前に策定しているルールに則って、落ち着いて対応することも忘れてはいけません。
「当たり前だろう」と思われたかもしれませんが、炎上の当事者になった場合、皆焦って対応してしまうものです。
炎上が起きた場合、「まず誰に報告し、どのような対応を取っていくのか」といったルールを思い出して、冷静に対応しましょう。

まとめ


SNSマーケティングはそれ単体で最大の成果を得るものではなく、他の施策と組み合わせることで高い成果を生み出すことができます。
ぜひこの記事で得た知識と皆さんのご経験を組み合わせて、マーケティング活動を成功に導いてください。
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WRITER INFORMATION

サックルマガジン編集部

デジタルクリエイティブの最新情報を発信する情報マガジン「サックルMAGAZINE」の編集部です。運営会社サックルは「ニーズがあるクリエイター集団でい続ける」を掲げ、創業13年目を迎えました。デジタル領域のプロとして、メディアを通じて多くのビジネスマンに有益な情報を発信しています。

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