できる人間から学ぶ行動学

2017/09/20

できる人間から学ぶ行動学

「ダメな自分」しか見えてこない。

長年マーケティングの仕事をしていると、失敗や予想外の出来事なんかは、日頃から多々あります。
私の場合は、失敗して悩んでたりする時間が勿体無いという考え(楽観)が先行してしまうのであまりスランプ的なことは起きないのですが、そこはやはり人間ですので、モチベーションや気持ちや感情の変化もあります。ここでは仕事に取り組むときの気持ちやモチベーションについて書きます。

チャレンジする気すら起こらない。

誰でもそうですが、新入社員や転職などで、仕事を始めたばかりの頃は「頑張るぞ!」とやる気に満ち溢れていたのに、いつの間にか無気力状態に陥ることがあります。当時の気持ちやモチベーションを維持するのはなかなか難しいです。

原因として考えられるのが、努力が報われない状況が続くことです。
これは、頑張って仕事に励んでも昇給も昇格もない、上司からの評価が得られない状態が続くことで「自分は何をやってもダメ」と思うようになってしまいます。
どんどん負のスパイラルが起きて、否定的に考え始めます。これを心理学用語で「学習性無力感」と言います。
つまりは、何をやってもダメだとすり込まれ、挑戦する意欲が失われてしまっています。

これは、心理学者のセリグマンが行なった実験で証明しています。
参考サイト

モチベーションを上げるには

やる気、つまりはモチベーションを高め維持させるためには「動機づけ」が必要です。
動機づけには2種類あり、「外発的動機づけ」「内発的動機づけ」があります。

外発動機づけは、外部からの指示や命令、報酬や懲罰などです。
ただし、やる気を出させるために昇給やボーナスをアップする方法は、逆効果になることもあります。せっかくやりがいを感じて仕事をしているのに、目的が報酬のために働かされていると受け取られると、逆にやる気を失われる可能性があります。

そして一方の内発的動機づけは自分から進んで目標を立て、達成感や満足感を得ようとするものです。仕事自体にやりがいを感じ、自分なりに楽しみとなるので長続きします。
特に、目標などを公言した場合はやる気が著しく増します。
これは、公言することに意味があります。

昇給や報酬などでモチベーションは上がりますが、それはその時だけで、本質は変わらないと思います。

やる気を出すためのコツ

仕事にやる気を出すためには、行動の指針となる目標を立てることが重要で、その立て方や示し方にもコツがあります。

1,達成できる確率が50%ぐらいの目標を立てる。
目標は高すぎても低すぎても、立てた意味が無くなります。努力次第で達成できる少し上のレベルの目標にする。
これは、成功の確率が低すぎたり、逆に簡単すぎたりするとやる気が出なくなります。子供の遊びなどで実験などされており、適度な難しさがある方が最もやる気が高まったというデータもあります。

2,目標をみんなの前で宣言する
自ら立てた目標を人前で公言する「パブリック・コミットメント」
目標達成へやる気が高まります。
これは、ダイエットの宣言や政治家が公約などを人前で宣言や演説するのと同じだと思います。

参考資料:行動心理学 著者:斎藤 勇

最後に・・・


仕事に限らず、目標を立てて達成することで得られる達成感や満足感がモチベーションへつながると言えます。ただ、やらされ感や同じことの繰り返しをしていても何も得られません。
人は目標や目的があるから、行動に移すことができると思います。
皆さんの人生の目標って何ですか?・・・

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