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Webシステムとは?仕組みやメリット・デメリットを解説

2020/10/27

Webシステムとは?仕組みやメリット・デメリットを解説

近年、企業のシステム化が加速しています。
大企業はもちろんのこと、中小企業でも、コスト削減や業務効率向上を目的にWebシステムを導入するケースが増えてきています。

本記事では、Webシステムについて、仕組みやメリット・デメリットなどを解説します。

Webシステムとは?

Webシステムとは、Web上で利用できるサービスやシステムのことです。
私達の生活では、ECサイトなどのオンラインショッピング、ネットバンキング、オンライン英会話など、あらゆる場面でWebシステムが使われています。
また、会社の中においては、イントラシステムや人事システム、経理システムなどにおいてWebシステムを使っているケースが多いと思います。

Webシステムが主流になる前は、スタンドアロン型システムや、クライアントサーバ型システムが主流でした。
スタンドアロン型システムとは、ネットワークに繋がずに、1つのパソコンだけで完結するシステムです。ExcelやAccessを利用して業務を運用しているのであれば、それも一種のスタンドアロン型システムです。
クライアントサーバ型システムは、パソコンにプログラムをインストールして、サーバと通信をしながら、業務を行います。
スタンドアロン型や、クライアントサーバ型では、パソコンにプログラムをインストールしなければならず、メンテナンスが大変です。プログラムを変更するたびに、全端末に配布しなければなりませんでした。

その欠点を解決するのがWebシステムです。Webシステムでは、利用者は主にIEやChromeといったブラウザを利用するので、パソコンにプログラムをインストールする必要はありません。運用や管理のしやすさのため、Webシステムを導入する企業が増えてきています。

Webシステムの仕組みを解説

Webシステムは、大きく次の構成となっています。
・クライアント…IE、ChromeのようなWebブラウザ
・サーバ…業務を処理
・データベース…データを保管
一般的にWebシステムでは、利用者がブラウザを使ってシステムを使います。ブラウザで入力した情報が、サーバに送信され、サーバ内で業務処理が行われます。必要に応じて、データベースにアクセスして、結果のHTMLがブラウザに表示されます。
スタンドアロン型やクライアントサーバ型と異なり、業務処理をサーバ側で行うことが特徴です。

また、サーバ側については、自社でサーバを管理するケースもあれば、AWS(Amazon Web Service)やGCP(Google Cloud Platform)といったクラウドを利用するケースもあります。
近年では、価格も安く管理もしやすいことから、クラウドが選択されるケースが多いです。

Webシステムのメリット

従来のスタンドアロン型やクライアントサーバ型と比較したWebシステムのメリットを説明します。

運用コストを下げられる


Webシステムは、運用コストが下げられるのが大きなメリットです。

従来のスタンドアロン型やクライアントサーバ型では、プログラムをクライアント(パソコン)に配布する必要がありました。1〜2台であれば、手作業でなんとかなりますが、数十台、数百台になれば、数日がかりの作業になります。プログラム修正のたびに、この工数が発生するので、運用コストは膨れ上がってしまいます。

一方、Webシステムでは、プログラムを変更する場合は、サーバの1箇所を差し替えれば完了です。従来に比べると大幅に作業時間の短縮をはかれます。

保守・管理が容易になる


スタンドアロン型やクライアントサーバ型だと、どのパソコンにどのバージョンのプログラムを使っているか管理しなくてはなりません。また、不具合が発生すると、そのパソコンのログを取得して調査をしなければなりません。

一方、Webシステムでは、サーバの1箇所だけにプログラムが入っているので管理が容易です。不具合が発しても、サーバのログを調査すれば良いだけです。

このようにWebシステムでは、保守や管理が容易になります。

業務効率が改善される


Webシステムを導入することによって、業務効率が改善されるケースもあります。

スタンドアロン型では、ネットワークに接続していないため、外部にデータを送りたい時は、処理した結果をメールやFAXなどでやりとりしなければならず、業務に時間がかかるケースが多いです。

一方、Webシステムでは、ネットワークに接続しているため、あらゆるシステムと連携ができます。処理した内容を自動でメールできたり、ワークフローなどでスムーズに業務を回したりすることも可能です。

このように、Webシステム化することによって、業務効率が改善できるケースが多いです。

どこからでもアクセスが可能


スタンドアロン型やクライアントサーバ型のシステムでは、プログラムが入ったパソコンが必要でした。そのため、業務を行うには、出社が前提となります。

一方、Webシステムでは、ネットワークにつながっているので、社内だけでなく社外にシステムを公開することも可能です。

もちろんセキュリティ対策やアクセス制限を行う必要はありますが、自宅からでもWebシステムに容易にアクセスできるようになります。最近ではテレワークが推進されていることもあり、Webシステム化をすればテレワークのニーズにも答えられるようになります。

Webシステムのデメリット

一方、スタンドアロン型やクライアントサーバ型と比較したWebシステムのデメリットを説明します。

導入コストが高い


これまでExcelやAccessなどを使って業務をしていたのであれば、Webシステムの導入コストが高くなります。

ただ、現状業務効率が悪く、Webシステムを導入して大幅に業務効率が改善するのであれば、検討の余地があります。

業務効率改善による人件費などのコスト減が、システム初期開発費やランニングコストを上回るのであれば、Webシステム化したほうが良いと判断できます。

セキュリティを強化する必要がある


Webシステムでは、ネットワークを使います。そのため、セキュリティ対策が必須になります。

Webシステムには、ハッキングやデータ改ざん、不正アクセス、情報漏えいなどさまざまなセキュリティリスクがあります。

セキュリティ対策は、プログラム面とインフラ面の両方の対策を行う必要があります。プログラムにセキュリティ脆弱性があると、そこから情報漏えいにつながる場合があります。

インフラ面においては、サーバに不正侵入されると、攻撃者があらゆるセキュリティ攻撃が可能となってしまいます。

近年Webシステムでのセキュリティ問題が増えているので、Webシステム化する上では、セキュリティ対策が非常に重要になります。

システム停止すると影響が大きい


スタンドアロン型であれば、もしひとつのパソコンが故障した場合、他のパソコンで業務が継続できます。

しかし、Webシステムの場合、サーバ側に障害が発生してしまうと、システムが全面停止してしまう可能性があります。

サーバ側のシステム障害を回避するため、影響度に応じて、サーバを二重化したり、データをバックアップしたりするなどの対策は必須です。

まとめ

本記事では、Webシステムの仕組みやメリット・デメリットなどについてまとめました。

これまで、ExcelやAccessなどで業務を行っていたり、クライアントサーバシステムで業務を行っていて業務がうまくいっていないのであれば、Webシステムを導入することによって大きく改善される可能性があります。

Webシステムを導入するまでには課題もたくさんありますが、導入すると、運用コスト減、メンテナンス性の向上、業務効率の向上、テレワークへの対応といったようなメリットがたくさんあります。

Webシステム化によって業務効率を向上させることができれば、余ったリソースで、さらなる戦略を打つことも可能です。
まだWebシステム化をしていないのであれば、一度検討してみましょう。

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この記事を書いた人 Sackle編集部

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