【アプリ内課金とは】仕組みや種類、市場規模などを簡単解説

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アプリ内課金とは何かご存じでしょうか。

この記事ではアプリ内課金の概要を踏まえつつ、その仕組みや種類、市場規模の一例などを解説していきます。

アプリ内課金について基本的な内容を押さえたい方は、ぜひご確認ください。

アプリ内課金とは

まずはアプリとは何かについて基本を再確認しつつ、アプリ内課金の概要について確認していきましょう。

そもそもアプリとは


アプリとは、特定の目的をもって設計されたソフトウェアのことを指します。

例えば地図やスケジュール管理、メールなどの機能を有したアプリが挙げられます。

その他ExcelやWordなどのOffice系ソフトもアプリの一つと言えます。

とはいえ、現在アプリと言えば基本的にはスマートフォンで使用するソフトウェアのことを指し、iOSとAndroidという2つのOSに合わせて、様々なアプリが開発されています。またスマホアプリの中でも特にゲームの比重が大きくなっているのげ現代の特徴です。

スマートフォンで利用できるアプリには大きく分けて、無料でダウンロードできるものと、有料でダウンロードするものの2種類が存在します。

アプリ内課金とは


続いてアプリ内課金とは何かについて確認しておきましょう。

アプリ内課金とは、アプリをダウンロードしたユーザーに対して、アプリ内で追加コンテンツや機能を販売できる仕組みのことです。

アプリ内課金はアプリ自体の無料・有料に関わらず、利用できる仕組みとなっています。

例えば基本利用が無料のものが多いゲームアプリでも、ゲーム内で貴重なアイテムを購入する際は課金しなければならないケースがあります。

これは代表的なアプリ内課金と言えます。

アプリ内課金の手数料


企業がアプリをユーザーに届ける場合、iOS用アプリではAppStoreを、Android用アプリではGoogle Play Storeにてアプリを配信することになります。

アプリの製造者側の話でいうと、ユーザーがアプリ内課金をした場合、これらのシステムを利用した手数料として、販売価格の15~30%が差し引かれた金額を受け取る形になります。Googleやアップルが巨大企業に成長した理由が分かる仕組みです。 

アプリ内課金で売り上げを上げた場合、最大30%が差し引かれる、という点は覚えておきましょう。

アプリ内課金の種類

アプリ内課金にどのような種類があるか見ていきましょう。

消費型


最初に紹介するのは、消費型と呼ばれるアプリ内課金です。

その名の通り、アプリ内で消費するコンテンツなどを購入するアプリ内課金となります。

消費型のアプリ内課金の代表的な例としては

・ゲーム内の通貨やガチャを引くためのアイテム
・ゲームで特定の行動を行うためのアイテムやポイント

といったものが挙げられます。 

消費型のアプリ内課金において購入したものは、基本的に使い切りとなっているため、再度利用するためには改めて購入する必要があります。

また、アプリを削除して再インストールした場合や、新しいデバイスにアプリをインストールした場合、消費型アプリ内課金で購入した各種コンテンツは消滅するという特徴があります。

基本利用が無料となっているアプリに多く見られるアプリ内課金です。

非消費型


非消費型アプリ内課金とは、一度アプリ内にて課金し購入すれば、そのコンテンツを永続的に利用することができるタイプのアプリ内課金のことを指します。

非消費型のアプリ内課金の具体例としては

・アプリ内広告の削除
・高機能版へのアップグレード
・ゲームにおける追加コンテンツ
・機能の利用制限の解除

といったものが挙げられます。 

基本的にデバイスなどを変更しても、同じアカウントであればアプリ内課金は引き継がれることになり、継続的に利用できるようになっています。

こちらも基本利用は無料となっているアプリに多く見られる課金の形式です。

自動更新サブスクリプション


自動更新サブスクリプションとは、コンテンツを一定期間利用するために利用料金を支払い、解約しない限り自動的に利用契約が更新されるタイプのアプリ内課金となっています。

自動更新サブスクリプションのアプリ内課金を採用しているアプリの代表例としては

・Amazon Prime
・Netflix
・Spotify

などが挙げられます。 

自動更新サブスクリプションを採用しているアプリによって更新頻度は異なり、週ごとのものもあれば、月や年単位などの更新頻度を設けているものもあります。

基本的には有料アプリを中心としたアプリ内課金となっていますが、無料アプリでも採用しているケースがあります。

無料利用可能なアプリでの自動更新サブスクリプションの例としては

・機能のグレードアップ
・データ容量の増加
・利用できるデバイス数の増加

といったものが挙げられます。

非自動更新サブスクリプション


非自動更新サブスクリプションとは、コンテンツを一定期間利用するために利用料金を支払うという点は自動更新サブスクリプションと同じですが、非自動更新サブスクリプションの場合、定められた期間が過ぎると利用できなくなる点が特徴です。 

非自動更新サブスクリプションの代表的な例としては

・ストリーミングサービスのシーズンパス
・データベースへのアクセス権
・ゲーム内コンテンツの利用

等が挙げられます。 

非自動更新サブスクリプションは自動更新されることはないため、サービスの継続利用を希望する場合、新たに購入する必要があります。

無料アプリ・有料アプリともに採用されているアプリ内課金と言えます。

アプリ内課金の市場規模

最後にアプリ内課金の市場規模について、動画配信アプリと音楽配信アプリを取り上げて、簡単にご紹介していきます。

動画配信アプリにおける市場規模


まずは動画配信アプリにおける市場規模を見てみましょう。

以下のグラフを見てください。

 

グラフ引用.動画配信市場規模の推移

このグラフは情報通信白書2021年版から引用したものです。

上記グラフのうち、緑色の縦棒がいわゆるサブスクリプションの動画アプリにおける売り上げを示しています。 

2016年から大幅に増加しており、予測値ではありますが、2023年時点では1,015億ドル(約13兆円)にも上る市場規模になっていることがわかります。

■音楽配信アプリにおける市場規模


次に音楽配信アプリの市場規模を確認していきます。



グラフ引用.音楽配信市場規模の推移 

こちらは同じく情報通信白書2021年版から引用した、音楽配信市場のグラフです。

上記グラフの緑色の縦棒が、Spotifyなどのサブスクリプションを採用している音楽配信アプリの売り上げとなっています。

動画配信の方とは異なり、2023年の予測値自体は落ち込んでいますが、それでも250億ドル(約3兆1千万円)近い市場規模を誇っています。

ここでご紹介した市場規模のデータは、アプリ内課金全ての市場規模ではありませんが、動画配信と音楽配信に限らず、アプリ内課金の市場規模は非常に大きいと言えるでしょう。

アプリ内課金を増やすための考え方や方法

それではアプリ制作者、運用者が、ユーザーからのアプリ内課金を増やすためには、どう考え、何をすれば良いのでしょうか。

価値あるコンテンツの提供


基本になるのは、言うまでもなくユーザーにとって価値のあるコンテンツを提供し、満足度を高めることです。満足度が高くなれば、ユーザーエンゲージメントも向上し、アプリ内課金の機会が増えます。

フリーミアムモデル


フリーミアムモデルは、アプリを基本無料で提供し、ベーシックな機能やコンテンツを利用できるようにし、さらに上の有料の機能や特典に期待感を持たせるビジネスモデルで、ユーザーが安心して課金をしやすい方法です。

プロモーションやキャンペーン


期間限定のセールや特別なイベントを開催し、ユーザーに対して割引やボーナスアイテムなどの特典を提供することで、課金を促進できます。

定期的なアップデート


アプリを定期的にアップデートして新しい機能やコンテンツを追加し、ユーザーにとってアプリが常に進化している印象を与えることが重要です。

快適なユーザーエクスペリエンス


アプリ内での課金プロセスを簡単かつ安全に行えるようにし、ユーザーエクスペリエンスを向上させることで、課金へのユーザーのハードルを下げることができます。

リワードプログラム


ユーザーがアプリ内で特定の行動を起こすと、報酬やポイントを獲得できるリワードプログラムを導入することで、ユーザーエンゲージメントが増し、課金意欲が高まります。

ユーザーフィードバックの収集:


ユーザーからのフィードバックを収集し、アプリの改善点やユーザーの要望に応えることで、ユーザーエンゲージメントが向上し、課金への意欲が高まります。

まとめ

今回はアプリ内課金について、概要や手数料をはじめ、その種類や市場規模の一例などをご紹介してきましたが、いかがでしたか。

アプリ内課金の市場は、本文でご紹介した動画配信や音楽配信だけに留まらず、今後も成長していくことが予想されています。 

是非この記事を参考にして、アプリ内課金の取り組みを検討してみてください。
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